近年、経験の能力を重視するインディアナは、いままでの パターンを破棄し、潜在能力をもった選手を指名した。 6−9、225パウンドのメンフィス大のショーン・ ウィリアムス。 05−06シーズンの新人王に選ばれ、いくつかのメディアにも オールフレッシュマンチームに選ばれた。 平均13点6R1.36BSの成績。 FGは4割1分6厘で、3P3割1分2厘。 カンファレンストーナメントでは18点7Rの成績でトーナメント のMVPを獲得。 UCLA戦では26点を重ねた。 優れたシュートレンジ、ボールハンドリング、ショットブロックを 持ち、身体能力がある選手と評価されている。 ☆ラリー・バード 「彼は非常に能力がある選手である」 「6−9でSF・PFのポジションをプレーできる」 「ダニー・グレンジャーとSF・PFを上手くチェンジさせたい」 ☆グレンジャー 「彼は素晴らしいアスリートだし、チームに必要な選手だ」 「素晴らしい指名だと思うよ」 ウィリアムスはインディアナポリス出身でチームメートである ロドニー・カーニーのすぐ後に指名された。 ☆カーニー 「ショーンには素晴らしい将来性がある」 「手も長いし、シュート力もある」 「NBAでも点をバンバン取れるだろう」 「でも、彼が一番素晴らしいのはチームに勢いをもたらすこと ができることなんだ」 ESPNのドラフトアナリスト、ジェイ・バイラスとグレグ・ アンソニーはその指名を批評している。 ☆バイラス 「彼はやりたいことをやるだけ」 「ただオフェンスだけしか興味がない」 「あらゆる能力を持っているけど、勝者になれるかどうかは 極めて疑問だね」 不安定なバックコート陣を持つインディアナ。 22位まで落ちていたマーカス・ウィリアムスの指名も考え られた。 ☆バード 「マーカス・ウィリアムスは大学で素晴らしい選手だったし、 ゲームをまとめられる選手である」 「しかし我々はウィリアムスこそ欲しい選手であったから 彼を指名した」 「正直、どういう指名をしてくるかわからないチームが3、4つ あったので、とにかく祈っていた」 「でも、運良く彼を指名できたのだから、本当に幸せだ」