インディアナペイサーズプレジデント、ラリー・バードは 本人が望んでいたミステリーマンを獲得したとコメントした。 彼らがメンフィス大のショーン・ウィリアムスを指名した時、 多くの人間が驚いた。 ☆バード 「彼のボールを運ぶ能力、両方の手を使えることに好感を 持っている」 「外からのシュート力もあるし、インサイドでもプレー できる」 2巡目ではフロリダ大のアレキサンダー・ジョンソンを指名 するも、31位指名ポートランドの2巡目指名選手ジェイムス・ ホワイトとのトレードをした。 インディアナは自らの07年・08年の指名権をセットでつけて 放出した。 ☆バード 「彼は私たちの中ではかなり高い位置にいた」 「17位で獲ってもよかったぐらいだ」 「両方取れて本当によかった」 バードはずっと彼の望みの選手をあきらかにしなかった。 ましてや3年以上の大学経験を積んだ選手を獲得する つもりというコメントをしていた。 ウィリアムスはたった1年メンフィスでプレーしただけだ。 ウィリアムスは36試合で平均13点6R、西地区のファイナル で大活躍し、カンファレンスの新人王を獲得。 No1PG候補の1人、コネチカット大学のマーカス・ウィリア ムスも指名できたが、パスした。 ☆バード 「マーカス・ウィリアムスも好きな選手だったが、私の中では ウィリアムスより彼の方が評価が低かった」 「とにかくマーカスを指名したかった」 「長いこと興味を示していた選手だった」 「1年生だけど、グレンジャー達がいるので、ある程度成長を させる時間を与えられる」 「オールスターブレイクには、彼は見違えるようにいい選手に なっていると思うよ」 ドラフトアナリストの数人はバックコートの強化をコメントして おり、インディアナの指名に疑問を持っている。 デトロイト、マイアミを追うのであれば、今回の指名は「単なる 指名」にすぎないと批判した。 ジェイ・バイラス、ESPNアナリストも「彼が上手くいくかは 疑問」と評した。 ☆バイラス 「フィジカル的にも弱いし、守備やリバウンド意識も低く、攻撃 ばかりに興味を持っている」 「やりたいことだけやる選手」 「色々な能力は持っているけどね」 メンフィス大のコーチはやる気がないといわれる選手について こう反論した。 ☆カリパリ(メンフィス大HC) 「馬鹿げたコメントである」 「彼はメンフィスのリーダーの1人だった」 「バードが電話してきて、本当に、本当に彼はウィリアムスに 好感を持ってくれていた」 「彼は今回のドラフトの掘り出し物だよ」 インディアナはもしページャと再契約できれば、3選手がSF のポジションを争うことになるが、少なくともしばらくは PFとしてプレーさせるとバードはコメント。 身体能力、そして31パーセント3P能力と42パーセントの FGパーセントを生かして。