○より素早く ラリー・バードはチームをよくするためにダラスやフェニックスを 見る必要がなかった。 すでに2年前から構想を練っていた。 昨年、ハーフコートオフェンスでプレーオフ止まりのチームは より素早いチームを目指すことになる。 ドラフトで身体能力のある選手を獲得したチームは、今度はFAで もう一段階を目指す。 ☆バード 「我々の目指す方向になんの疑問もない」 「我々は大きく、そして身体能力があり、順応力のある選手を 狙っている」 「少し前から路線変更を考えていた」 「もしNBAファイナルにいっていたなら話は別だが・・・」 「70年代、80年代のバスケをしている時ではないのだ」 サラリーキャップは昨年よりも増える予定だが、インディアナは まだ若干キャップオーバーである。 ミッドレベルと1.7ミリオンの除外枠があるだけだ。 ☆ウォルシュ 「できる限りのことをする」 「来年は違った方法でプレーしようと思っている」 限られた財政の中で、インディアナは高額選手にオファーを出す ことは期待できない。 ボンジやジェファリースといった選手が候補だ。 もしページャと契約できないなら、ハリントンも候補の1人で あるが、サインアンドトレードという形だろう。 7月12日からFA選手との契約解禁である。 とはいえ、まずはページャとの再契約がメインである。 インディアナ残留希望であるが、他のチームの話も聞くという。 他のチームは最大5年契約を提示できるが、インディアナは6年 契約を提示できるが・・・ SGのフレッド・ジョーンズもFAだ。 制限付きなので、他のチームのオファーにマッチできる。 金額がミッドレベル以上のところまでになってくると、インディアナ はマッチしないのではないかといわれている。 ポラードとギルも無制限FAだ。 ポラードとは可能性があるが、ギルはないだろう。 またトレードによりチーム改革の可能性もある。 ジャーメインのトレードはないといっているが。 ☆ウォルシュ 「我々は毎年トレードをしようとしている」 「でも今年はやや難しいと感じている」 「トレードをしようとする選手がいない」 「我々はいいチームにしようとはしているが」 インディアナがPGの3人のうちの1人を放出しても なんの驚きもない。 ティンズリーは特に候補として名前があがる。 クローシェアも契約最終年ということで候補にはなるだろう。