ハリソンはインディアナの身体能力、多才さ重視に注目している。 そして、その中に自分が入れるかどうかについて疑問に思っている。 ☆ハリソン 「オレはスローダウンしてしまうポストアップ選手だ」 「だからどうしていいかわからないんだ」 「得点よりも守ることを重視しているし、インディアナのハーフコート セットは、ジャーメインにボールが渡りやすくなり、そして彼の動き からの色々な得点パターンを失ってしまうんじゃないだろうか」 「いい面もあるだろうけど、悪い面もあるんじゃないかな」 「フェニックスのようになれると思えないし」 ハリソンは3年目になったので、特にサマーリーグに参加する必要が なかった。 特に走ることを要求された毎日の練習であったからなおさらだ。 しかし、彼は「他にすることもない」といって参加した。 とはいえ、なにも理由がなくて参加はしないだろう。 ☆パーソン 「よりいい選手になりたいんだろう」 「サマーリーグにおいて、7フッター達にあまり成長につながらない 傾向にある」 「彼にはかなりの能力があるし、爆発力もあるしね」 「でも、彼は我々が彼にボールを持って、よりよいプレーができる 選手になってほしいことを理解しているに違いない」 「だから今回は彼によりボールを預けて、経験とちょっと成熟した 選手になってもらおうと思っている」 パーソンは実のところ、驚くべき身体能力があるハリソンは、アップ テンポシステムにフィットすると思っている」 ☆パーソン 「彼はとても素早いんだ」 「みんなは知らないみたいだけど」 「よく走れるよ」 「アップテンポになるのはハリソンにいいと思う」 「あとは時間と、自信と技術を磨いてあげることが重要なんだ」 「きっとコンスタントにプレーできるようになるだろう」 昨年の大活躍だったサマーリーグの後、彼はコンスタントにローテ に入ると思われていた。 しかし実際は平均6点4R、たった15分の程度のプレーだった。 みんなが期待していた大きな前進とはほど遠かった。 ☆ハリソン 「かなり不満だったね」 「でも、1年を通してプレーできたことがちょっと嬉しい」 「若い頃はなにかがおかしくなることなんてザラだけど、それでも 考え、取り戻す時間があるんだ」