ダニー・グレンジャーはあらゆる面で効果的だった。 攻撃面ではミドルレンジ、ポスト、長い腕とサイズを生かして 相手から得点を奪った。 ボールのないところでの動きも印象的だった。 1対1でのショットクリエーターではないが、相手を十分警戒させる だけの能力は示したし、周りもよく生かしていた。 守備面ではとても精力的に、相手の動きをよく予測していた。 キリングワースのようなビッグマン相手や相手ガードに対して、ブロ ック、スティールを何本かみせた。 リバウンドもいいし、速攻も演出できる。 彼の弱点は身体能力がずば抜けているわけじゃないことと、ボール ハンドリング、そしてショットクリエート能力である。 もしこの点を上手く対応できれば、より安定した3Pシューターに なれるだろうし、今のロールプレーヤー以上の存在になれるだろう。 ==================== ジェイムス・ホワイトは限られた時間で、色々な部分での潜在的輝きを みせたし、インディアナも彼にNBA選手としての潜在能力に興奮を 覚えたであろう。 ホワイトは本数こそ多くないが、ミドルレンジ、3P能力をみせた。 攻撃面ではPGの役割も要求され、ハーフコートオフェンスの構成面で 苦しんだが、ボールハンドリング、パス能力はみせた。