この夏の変更は以下の通りである。 マーキス・ダニエルズ、オリエン・グリーン、ショーン・ウィリアムス、 ジェイムス・ホワイトと7.5ミリオンのトレード除外枠・・・ そしてページャとクローシェアがチームを去る。 ☆ウォルシュ 「これを再建の過程とは思っていない」 「リストレーション(復活とか回復)と考えている」 NBAのルール上、トレードやFAについてのコメントはできなかったが、 とうとう契約解禁となり、ウォルシュが口を開いた。 クローシェアとダニエルズのとトレード、そしてページャと7.5ミリオン のトレード除外枠のサインアンドトレード。 ダニエルズは6−6のアウトプレーヤーであり、インディアナが目指す 身体能力、多才さを持った選手である。 ウォルシュはデリック・マッキータイプであるという。 ☆ウォルシュ 「どこでもできる選手だ」 「スタートもできるし、スタートでなくてもいい」 「求めるポジション全てをこなせるだろうし、いつも重要なプレーを していた」 「リバウンド、ブロックショット、スティール、そして3Pなどね」 「スターターとかはトレーニングキャンプまでわからないが、いい選手で あることはもうすでにわかっている」 ページャはニューオーリンズと長期契約で13ミリオン平均、インディアナ は代わりに、7.5ミリオンの除外枠と、現在欧州でプレーする7−1のセン ター、アンドリュー・べッツとの交渉権(1998年の2巡目)を獲得。 インディアナはアーテストとのトレードの時点ですでに再契約が厳しいことは 理解していただろうし、ページャを失った代わりに大きな金銭的余裕を得る ことになった。 ☆ウォルシュ 「ここ2年をみれば、失望の年だったと思う」 「ページャと再契約をすれば、ラグジュアリータックス的にどうにもならなかった だろう」 「1年しか契約の残っていなかったページャを獲得したのにはFAの時のオプション も考慮にいれてのことだった」 「選手を出すなら、当然、ラグジュアリータックス限界まで選手を獲得する のが常識だったが、今はそうではない」 「資金面を考慮し、柔軟に他の選手を取れるように考える必要がある時代である」 「みんながチームの動きに対して不満があるのも理解できなくはないが」 ページャを失い、グレンジャーにチームは期待がかかるだろう。 彼の潜在能力を引き出すという意味でもページャの放出を選択したという。 ☆ウォルシュ 「グレンジャーにかなりの期待をしている」 「彼はかなりの選手になると私は思っている」 「もしページャと6年契約を結べば、グレンジャーは4つのポジションをできるとはいえ、 本当のポジションであるSFで多くのプレーをできなくなってしまう」 「長期的に考えても、私は彼に期待をかけるのがいいと思った」 「彼が成長していくのを見るのを私は本当に楽しみにしている」 彼らの目的に向かって、大幅に変更があったが、まだチームはフロントコートの強化と、 飽和状態のPGのリストラクチュアーを考えているだろう。 ☆ウォルシュ 「トレーニングキャンプまでもう2ヶ月あるが、我々は望むチームを作るために動き続ける つもりである」 「この2年は本当に不満の残るものだった」 「このチームにカンフル剤を射ちたいんだ」 「だから楽しくて仕方ないよ」