2つのトレードが発表されたが、まだインディアナはこれで 終わりではないだろう。 ウォルシュはそう感じさせるコメントを出した。 ☆ウォルシュ 「FA関連などはちょっとした終わった感があるが、はじまりに 過ぎない」 「あと2ヶ月、まだまだいくつもりだ」 ウォルシュは今回のトレードを再建ととらえておらず、 ストレーションという(再現や復活的な意)言葉で表現した。 ウォルシュは変革の必要を真剣に感じており、またそれはロースター だけでなく、選手達の態度も同様である。 ☆ウォルシュ 「ファンは去年の失態に怒っているだろう」 「当然のことだけどね」 「ここ2年、満足している人間は誰もいないだろう」 「我々は素晴らしい時を取り戻す必要がある」 インディアナは周知のとおり、より身体能力を生かしたチーム 作りを目指している。 ドラフトでの2人の獲得、そしてダニエルズの獲得はその兆候を 示すものであるが、まだ補強がありそうだ。 PGの飽和状態も解消する必要がある。 チームはティンズリー、ジョンソン、ヤシケビシャス、さらには 新加入のオリエン・グリーンも加わる。 ☆ウォルシュ 「みんなが十分なプレータイムを得られる状態ではないだろう」 結局、ページャのトレードもサインアンドトレードで、過去の2巡目 ピックや7.5ミリオンの除外枠など有効な金銭面のプラスを得る ことになった。 ページャは5年64ミリオンという巨額契約を結んだ模様で、 ページャの見返りがまったくなにもなかったワケではない。 ☆ウォルシュ 「タックス寸前まで補強するべきなんだろうが、もはやそういった 時代ではない」 「資金面に余裕を持たして、色々な選手を取れるスペースを空けて おく必要があるだろう」 「チームが上手く言ってないときにはなおさらである」 インディアナはクローシェアの代わりとしてダニエルズを獲得。 彼も身体能力があり、多才な選手である。 ☆バード 「彼はとてもアンセルフィッシュな選手だ」 「3Pシューターではないが、ミドルレンジのプレーは得意だし、 彼のプレーを見て、いつも好感を持っていた」 ウォルシュはデリック・マッキーとダニエルズを比較する。 ☆ウォルシュ 「もし私が今まで所属していたベスト選手の1人は誰かと尋ねられれば 私はデリック・マッキーというだろう」 「マーキスもどこでもできるし、スタートも、スタートでないのも問題 がない」 「マーキスはきっとチームにフィットするだろう」 その代わりとして、ダラスにクローシェアが移籍する。 ☆ドニー・ネルソンGM 「NBAのプレーオフの経験を持ち、シュート能力、リーダーシップ がある選手を捜していた」 「そんな時にオースチンの名前が浮上した」 ☆エイブリー・ジョンソンHC 「オースチンを獲得できて興奮している」 「我々のシステムにフィットするだろうし、彼のプロフェッショナリ ズムと経験には好感を持っている」 「彼は私たちのチームにいい影響を与えるだろう」