○4人の素晴らしいポテンシャルに注目している バードとカーライルは毎試合20分前に会場に来て、ダニエルズ の横で試合を観戦した。 マイアミのパットライリーは会場側に住んでいたが、サマーリーグ 選手がシーズンでチャンピオンチームのプレータイムを奪うような 選手がいないため、一度も来場しなかった。 しかし、バード、カーライル、そしてチームのトップアシスタント になるだろうジョニー・デイビスは彼らの4人の選手に熱い視線を 送った。 4人とも24歳以下で、NBA経験2年以内の選手である。 しかし、全員スターターか、重要なリザーブとして期待されている。 グレンジャー、ハリソン、ウィリアムス、ホワイト達が今のチームの ハーフコートオフェンスから速攻型のチームに変わるのに重要な助け になるとチームは考えている。 ☆バード 「(攻撃方法の変更が)我々の目標である」 「我々はベテランと若手をミックスしていくつもりだ」 「4選手はチームに貢献できると感じている」 「特にグレンジャーはスターティングSF争いに参加するだろうと 思っている」 ウィリアムスはいい感じに状態をあげていったが、初戦に右太ももに 異常を感じ、その後プレーしなかった。 ハリソンはニュージャージー戦で肋骨を痛め、たった2試合に出場 しただけだった。 20歳のウィリアムスはSFとPFをプレーする予定だったが、 チームは彼がグレンジャーの時よりも登場が遅いだろうと想定して いる。 ☆バード 「もっと体の強さが必要だろう」 「夏の終わりまでに、彼はもっと良くなっているだろうし、後半戦 にはそれよりもよくなっているだろう」 「技術があるし、彼はいい選手である」 「ただ体の強化が必要であるがね」 インディアナのコーチスタッフはそれぞれの選手に重要な役割を要求 した。 ハリソンは2点が必要な時にボールを渡され、グレンジャーは、 アウトサイドでの1対1を要求され、ホワイトは相手のエース、たとえば 3位指名のアダム・モリソンのマークについた。 ☆チャック・パーソン 「シーズンの激しさを感じてもらえるような形にした」 「我々がレギュラーシーズンで要求されるようなプレーをさせることが 重要だと思った」 インディアナ関係者は、ホワイトがポジション争いに参加できると コメントしている。(カーライルも) 大きな相手だろうが、素早い相手だろうが、彼はチームに必要な 外での守備能力を提供できる。 ☆ホワイト 「高いレベルで出来るか、そしてコーチたちはレギュラーシーズンで 求めることをできるかをみたかったんだろう」 4人の選手はサマーリーグのチームメートとともに夏のほとんどを コンセコで過ごす予定である。 ☆グレンジャー 「ワクワクするよね」 「これからやろうとしていることの重要な部分に俺たちがいるかも しれないんだから」