とうとうクローシェアの放出が発表された。 1週間前からすでに決まっていたが・・ とうとう私がオースチンにサヨナラをいう時が来たようだ。 彼がいなくなると淋しく思うだろう。 9年間チームにいて、そしてとうとうチームを去る。 彼はダラスでノヴィツキーやテリーらとともに再びファイナルに戻るチャンスを得た。 プロビデンス大出身で1987年のドラフト12位指名。 2000年のNBAファイナルで評価を一気にあげた。 しかし、その後の4年間は、怪我の時、そして調子がよくてもリザーブ生活が続いた。 大乱闘事件により、活躍した時もあったが。 ただ一ついえることは、彼は常にチームのために全力を尽くしてくれた。 インディアナで9年以上プレーした選手はたった5人であり、そして彼もその1人だった。 昨シーズンはアーテストの奇行、そしてチームケミストリーの崩壊・・・ 選手達がレフリーに文句を言ったりするシーンもしばしば。 でも、彼はそんなことをしたこともないし、プレータイムに不満をいうこともなかった。 毎年、サンクスギヴィングに恵まれない子供達をディナーに招待したり、そして日々 ジムやコートで練習に明け暮れていた。 そして若い選手達に手本として、貢献してくれた。 ☆クローシェア 「2日間、本当に感情的だった」 確かに彼はもうレイカーズ戦の輝きを出すことはないと思う。 ウォルシュが彼を放出するのも致し方ないと思う。 しかし、チームは非常に優秀なプロフェッショナルさを持った選手を失った。 これからチームがイーストでまた強いチームに戻るために必要なものを持った 選手を・・・ とはいえ、インディアナは近い未来のために変える必要はあった。 ファンであり、ライターである私は、今回のトレードはインディアナにとって スティール(いいトレード)であると思った。 しかしクローシェアがいなくなると知った時、なにか寒気のようなものを感じた。 そしてなんか胃が痛くなるようななにかを感じた。 クローシェアは私が大学時代から応援している始めてのインディアナの選手だった。 そしてまた、どうやって彼女をインディアナの試合に来シーズン誘おうかと思ってしまう。 オースティンは、私の彼女が試合を見に行く最大の理由だった。 もしインディアナがフォスターも放出するのであれば、彼女とこの秋に試合を観にいかない かもしれない。 クローシェアはインディアナポリススター紙の紙面の半分を使って、彼がインディアナで 過ごした日々に声援を送ってくれたファンたちに感謝の意を表してくれた。 まさにプロ中のプロである。 たぶんないだろうとは思っているし、わかっている。 それでも私はドニーがまた来年彼がFAになった時に呼び戻してくれるのではないかという 期待を抱いている。 私は、大好きな瞬間をみんなに示したい。 この春、インディアナにレジーミラーの永久欠番認定式の試合を観戦にいった。 チームはフェニックスサンズ相手に早々に差をつけられ、ティンズリーとジャクソンに ブーイングを飛ばすファンに溢れた。 4Qにインディアナは大差故に脳震盪でしばらく欠場していたクローシェアをコートにいれた。 彼は2分で2本のFG、そして3リバウンドで気をはいた。 狂ったようにブーイングを飛ばしていたファンもオースチンの復帰に声援を送り、そして レジーミラーの夜を過ごした。 そして私はオースチンに一生懸命なプレー、そしてプロフェッショナリズムに感謝をしたい。 そしてダラスにいっても頑張って欲しいし、来シーズンの2試合、いやそれ以上、彼との対決が 見られることを期待している。