◎ライバル インディアナとニューヨークは過去に激しい戦いを演じてきた ライバルである。 92−93、99−00シーズン・・・ しかし、そのライバル関係も段々と崩れつつある。 ☆ジェフ・バンガンディーHC 「かつてほど、この両チームの戦いの重要性を感じなくなりつ つある」 「私たちが再び強豪になり、プレーオフで戦うとき、またライバ ルに戻れる気がする」 インディアナとニューヨークはかつて何度となくプレーオフで火 花を散らした。 しかし、去年は両チームともプレーオフ初戦で消えた。 ☆マーク・ジャクソン 「インディアナとニューヨークが強豪だったとき、そのライバル関 係はもっと違うものだった」 その強豪だった当時のニューヨークのメンバーはずいぶんといな くなっている。 ユーイング(オーランド)オークリー(シカゴ)スタークス(ユタ)・・ そして、コンセコフィールドハウスで何度となく『ビックL』のジェス チャーをしたラリー・ジョンソンも引退した。 一方のインディアナもずいぶんと様変わりした。 2人のデービス、パーキンス、マッキー、スミッツ・・・。 そしてコーチラリーバードもいない。 両チームのライバル関係にあまりかかわっていない、アイザイアは 両チームの間のライバル関係はなくなっていないと言う。 ☆アイザイア 「レジー・ミラーがNo31の背番号を着る限り、ペイサーズとニック スのライバル関係はまだまだあるよ」 ミラーにはニックスに対する様々なエピソードがある。 94年のカンファレンスファイナル第5戦 4Qだけで25点をあげたミラーは、マディソン・スクウェアガーデンで、 スパイク・リーに対して、首を締め上げるポーズをした。 そして95年のカンファレンスセミファイナル第1戦。 残り8,9秒からの8得点・・。 しかし、当の本人は否定する。 ☆ミラー 「マスコミはまだライバル関係を主張するけど、俺はチームのみんな にちゃんといっているよ」 「『ユーイングがシアトルに去ったときに、両チームのライバル関係は なくなった』とね」 とはいうものの、やっぱり意識があるという選手がいる。 ☆ジャーメイン・オニール 「レジーが(ニックス戦の)朝にそういってたってことは、まだライバル 意識があるんだよ」 「レジーはなんとしてもニックスには勝ちたいのさ」 しかし、このライバル関係に違った面から考察する選手もいる。 ☆ローズ 「インディアナとニューヨークのライバル関係には、インディアナにいつ もニューヨーク出身の人間がいることもあるよ」 「オーナーのメルシモンとハーブシモン、そしてチームプレジデントの ドニー・ウォルシュもそうだしね」 インディアナには他にもパーキンス、ジャクソン、マリン・・そして現在 ジャマール・ティンスリー、ノーム・リチャードソンといったニューヨーカ ーがいる。 ☆ノーム・リチャードソン 「子供の頃は、ニューヨークファンだったよ」 「大好きなパトリック・ユーイングがいたしね」 「でも、いま俺はペイサーだから、全然違うよ」