◎あこがれの選手と アル・ハリントンは子供の頃、ありふれたバスケ少年 の1人だった。 マイケル・ジョーダンのポスターを部屋に貼り、ナイキの シューズを履いていた。 ☆ハリントン 「彼は僕の好きな選手だったよ」 そのマイケル・ジョーダンが明日インディアナのコンセコ・フィー ルドハウスにやってくる。 今、インディアナの多くの選手が98年のジョーダン引退後に加入 した選手や、ポジションを得た選手である。 98年のイースタンカンファレンスファイナルで7戦戦った人間は、 ベスト、ローズ、ミラーぐらいしかいない。 当時のシカゴに比べて、今ジョーダンが所属するワシントンは弱 い部類のチームであり、そういったベテラン達には、98年の雪辱 を期すには物足りないかもしれない。 しかし、ジョーダンをアイドルのように見つめていた若い選手達は この対決を楽しみにしている。 ☆ハリントン 「ジョーダンはいつも凄かった」 「僕がNBA入りすると同時に引退を決めた時は本当に残念だったよ」 「彼に対して、ベストを尽くすつもりでいる」 「畏敬の気持ちはないよ」 「戦うつもりさ」 しかし、ジョーダンは明らかにかつてのプレーヤーではない。 このまえの試合も44点あげたが、FG41%、3P1−12とかつて の冴えは見せていない。 かつてのクイックネスや跳躍力を生かしたプレーというよりは力と 経験でやっている感がある。 ☆オニール 「彼は昔のMJではないよ」 「だから、人々もそれを感じている」 「でもなにはともあれ、彼はいまだ過去最高の選手だよ」 ティンスリーは、まだジョーダンがワシントンのプレジデントの頃、 ドラフトのワークアウトで彼と個人的に会っている。 ティンスリーは、ジョーダンに特に畏敬の念を感じなかったというが 「ジョーダンと対戦するのは楽しいだろうね」とコメントする。 そして、ILでプレーできないリチャードソン。 ☆リチャードソン 「マイケルの大ファンなんだよ」 「個人的には、彼のプレーを見るのを本当に楽しみにしている」 「待ちきれないね」