◎新メンバー達のコメント アーテストは喜びをいっぱいにインディアナのオフィスに入ってきた。 ☆アーテスト 「負け続けた数年だっただけに、インディアナに来ることが出来て本当に 嬉しい」 「シカゴでの数年は本当に辛かった」 「とにかく勝利に貢献したい」 「シカゴでは負けつづけたけど、自分を含めた今度の4選手はみんな一生 懸命やっていたし、チームにカツを入れ続けてきた」 「インディアナに来ることが出来たのは大きなチャンスだと思う」 「なんとか頑張って、イースタンカンファレンス優勝、そしてタイトルを取りたい と思ってます」 ○自分の役割 「俺の仕事は、試合に出て、守備をすること」 「守備によって、他のプレーは自然と出てくると思う」 「多才な選手だと自分は思っているしね」 「まぁ、それでも得点とかというよりは、とにかく守備がメインなんだ」 ○1月にインディアナのホームで泥酔客とトラブル 「お客さんにビールを飲まないように要求してもいいですか?(笑」 「3杯までってことで」 ☆ブラッド・ミラー 「トレードを通告されたとき、どれぐらい嬉しかったかは表しようがないね」 「正直、まだこの場所にいることが信じられない」 「そういった意味で結構衝撃が残ってるよ」 「なんていうか、まだロード遠征に出てきて、インディアナのジャージを盗んで きたような気分だね」 「地元に帰ってこられて、本当に嬉しい(インディアナ州の元パデュー大卒)」 「NBAに入ってから、相当嬉しい部類の喜びだよ」 「いまだトラックのナンバーはインディアナ州のものだしね」 ○オニールとプレー 「彼を助けることができると思う」 「彼は右でのブロックが好きみたいだけど、一方で俺は左でのブロックが好き」 「上手く調整していけば、どんどんどんどんよくなっていけると思う」 ☆マーサー 「インディアナに来られて嬉しい理由は2つあるんだ」 「1つはプレーオフに出られ、そしてプレーオフで戦えるようなチームに来られた こと」 「2つ目は長年見てきたレジー・ミラーを見習えること」 「シュート、スクリーンへの逃げ方などね」 「とうとうそれを学ぶチャンスが来たと思う」 「絶対に自分のプレーにいい影響が与えられると思うし、出来れば2人で互いに 支援しあい、チームを助けられればと思う」 「このトレードをしてくれたインディアナの関係者に感謝したい」 ○レジー中心になるが? 「それが勝利につながるのであれば、俺は気にならない」 「そんなにボールを持ちたがるようなエゴイストではない」 「勝利につながるのであれば、俺は勝利につながる役割を果たすつもりだ」 「否応なしに、今までのチームではポイントゲッターを努めたが、実際にはもっと 色々な仕事ができる選手だと自分では思っている」 ☆オリー 「アイザイアトーマスという偉大なPGの下でプレー出来ると思うとワクワクする」 「アイザイアの下で、多くの成長ができると思っている」 「去年いたフィラデルフィアも強いチームだったが、同じようにインディアナもたくさん のタレントをそろえているし、強くなれると思っている」 「シカゴから来た俺達、そして今インディアナにいる選手達が上手くかみ合って、 完璧なチームになれることを期待している」 アイザイアは、役割こそ明確にしなかったが、ケガのマーサー以外の3選手を クリーブランド戦から起用するとコメント。 サスペンドのミラーの代わりは、アーテストが期待されている。 ☆アイザイア 「そういったことをいうと、相手に予想されてしまうのであまりコメントしたくない」 「とにかくシステムを勉強して、ゆっくりとそれを消化していってほしい」 「攻撃パターン、守備パターンと多くの物があるけど、大部分はすぐに消化して くれると思っている」 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ◎アナリスト達の評価 ☆ジャック・ラムジーさん(ESPN) 両チームにとって価値のあるトレードだった。 特にインディアナにとっては意義深い改良になったと思う。 4人を加えて、よりよいチームになったであろう。 ローズ、ベスト共によい選手であったが、インディアナというチームの中 であまり機能していなかった。 ☆ジェリー・ベンブリーさん(ESPN) 「名前」という面では、シカゴが素晴らしいトレードをしたと思う。 しかしインディアナは、プレーオフにおいてよりよい獲得をしたとも思う。 ブラッド・ミラーの加入で、オニールをPFとして使い続けられるのは大きい。 ☆マーティー・バーンズさん(CNNSI) ジェリー・クラウス(シカゴ)は、またもや詐欺の被害にあった。 マーサーとミラーとローズのトレードだけならば、正当なトレードだった。 しかしアーテストまで含むべきでなかった。 正気の沙汰ではないね。 インディアナはプレーオフに向けて、ディフェンスの強化を行えたと思う。 ☆サム・スミスさん(シカゴトリビューン) ローズとベストの獲得は、シカゴが本格的に復活しようとしている証拠である と思う。 ローズはチームにかけていたスコアラーとして、活躍してくれるであろう。 ☆ラシー・J・バンクスさん(シカゴサンタイムス) クラウスは、選手を盗まれたといっていいでしょう。 クラウスはわざわざインディアナの再建に手を貸したと非難されるかもしれません。 質・量ともにインディアナは攻守に渡っていい者を得ることができた。 逆にシカゴは攻守に渡って、貧弱になった。 ☆ボブ・クラヴィッツさん(インディアナポリススター) なにもしないよりはマシという人がいるかもしれないけど、逆にチームのケミストリー を悪化させる可能性を秘めたトレードかもしれません。 インディアナは不幸せだった2人の選手を放出し、シカゴというシベリアから逃げて こられた幸せな4人の選手を獲得したといえるでしょう。