「愛すべきポートランド」 (ポートランド地元紙より) ジャーメイン・オニールがポートランドにいたころ、まだ プレーに幼さが残っていた。 確かにインディアナの重要なプレーヤーにはなったが、必 要な要素は多い。 いうまでもなく、オニールはポートランドからトレードを要求して チームを移籍。 「ウォレス、サボニス、グラントほどオフェンス面でいいプレー ができないから」 という理由で、ダンリービーがオニールをプレ ーさせなかったことに起因する。 ☆ダンリービー 「それは、ネガティブな意味じゃなかった」 「もっとオフェンスに貢献して欲しいという意味だった」 しかし、オニールの方はその気持ちを理解することができなかった。 ☆オニール 「選手をバッシングして誉める人なんて聞いたことないよ」 2人の溝は埋まることがなく、そして、デイル・デービスとのトレー ドがなされた。 ☆オニール 「いまは本当にいい経験を積んでいると実感している」 「約2ヶ月プレーしただけなのに、ちょっと疲れはあるけどね」 「多くのファンを持つことができたし、僕がやれるってことも示せた」 ○アイザイアについては? 「彼はすばらしいコミュニケーターだよ」 「間違ったことはさせないね」 「ダン・リービーもいいコーチだとは思うけど、彼との関係は好ましい ものではなかった」 「アイザイアは、ほかの人間と比べたりはしない」 「本当にいいコーチだ」 「彼は、僕をバスケット選手という前に一人の人間として理解してくれる」 ○ダンリービーがベテランを重視することについては? 「彼はけっして悪いコーチだとは思わないよ」 「いいコーチだと思う」 「多くの優れた選手を扱うのは大変なことさ」 「彼がどんなに大変かは想像もできないさ」 ○ブレイザーズでの4年間は? 「本当に早くて、ただ年をとっただけだった」 「僕は、来年にインディアナと7年契約を結びたいと思っている」 「ほかの場所なんて考えられないんだ」 「インディアナとは非常に良好な関係であるよ」 「でも、ポートランドの4年間はいまでも覚えている」 「悪い感情はないんだ」 「プレーができなかっただけさ」 「周りの人間、チーム組織、街など、すべてが僕にとっていいも のだったよ」 「ポートランドからチャンスを求めて離れてしまったけど、本当に すばらしい日々だったと思っている」 「そのすばらしい記憶が今後もなくなることはないと思う」