○1年の経験を得て ユーゴスラビアが今年の世界選手権を優勝したことはブレゼッチに 明らかな効果をもたらした。 旧ユーゴスラビアのスロベニア出身のブレゼッチ。 ユーゴの選手のことは当然に知っているし、また欧州の選手が活躍 したことが彼にとってなによりも刺激になった。 ☆ブレゼッチ 「アメリカが負けたことでなく、アメリカの人々に欧州のバスケの質この高さを 見てもらったことが嬉しいんだ」 「これでアメリカの人々にも海外から来る選手に敬意を払ってもらえる気が する」 1年目のブレゼッチのシーズンは退屈の一言であった。 見て、そして待つだけの日々が続いた。 怪我にも悩まされた。 22試合で平均2点、1R。 しかし2年目の今年のシーズン、競争はさらに激化している。 オニール、Jフォスター、Bミラー、ベンダー・・さらにはGフォスター、Oミラー といったライバルもいる。 ☆ブレゼッチ 「とにかくいい状態でいたい」 「怪我をしないことは重要なことである」 「怪我をしなければ、色々なことができる」 「しかし怪我をしてしまったら、プレーはできないからね」 「去年は、ツキがなかった」 「いい状態でプレーすることができなかった」 「今年は100%でいける」 「今夏は、体とプレーに磨きをかけた」 「プレー、コンディショニング、体重、すべてにおいて改善している」 「活躍できる準備はできている」 「プレシーズンマッチ初戦が待ち遠しいよ」 初出場はミネソタ戦だった。 同郷のネステロビッチがいた。 そして2試合目はデトロイト戦。 しかしその試合で彼はひどい捻挫をして、ILに消えた。 戻ってきたときには、ブラッド・ミラーが加入していた。 ☆アイザイア 「彼は貢献できる選手だと思っている」 「去年だって、最初は状態がよかった」 「しかし、怪我をしてしまった」 「いいプレーヤーと一緒にプレーすると、彼はよりよいプレーができる」 「オニールやレジーと組んだとき、彼はうまくチームにフィットしていた」 「しかし、そういった選手と組まないと、悪いプレーをしてしまう」 「正直、ブレゼッチは私が想像していたほどのリバウンダーではない みたいだ」 「しかしそれはそれで構わない」 「彼はちゃんと自信を持ってプレーしているし、強い個性を持っている」 ブレゼッチはアグワイアと毎日ローポストの動きを練習し、そして毎日500 本以上のシュート練習をしている。 欧州のセンタープレーヤーの多くと同様に、ブレゼッチもローポストでの 動きがNBAでの成功のカギとなるだろう。 彼はまた体も15パウンドの筋肉をつけている。 ☆ブレゼッチ 「色々なプレーを練習した」 「本当にいい状態だし、自信が戻ってきていると思う」 「今夏、色々なビックマンと練習をした」 「だから、そういったビックマン達にも対応できると思っている」 「とにかく着実にステップアップしていきたい」 「ルーキーシーズンの去年は、1年目の選手にありがちな結果に終わ ってしまった」 「経験をつんだ今年、前に進んでいきたいんだ」