ロン・マーサーが持つもの・・・それはインディアナにとって 必要なものである。 彼は決定力、つまり得点力を持つ。 過去4シーズン、平均18点以上の得点アベレージを持っていた。 しかしマーサーのベストポジションはレジー・ミラーのいるSGだ。 SFは何度かプレーしている。PGもちょっと経験がある。 もしもインディアナでコンスタントにプレーするつもりならば、 ポジションの幅を広げていかなくてはならないだろう。 ☆ウォルシュ 「彼は去年色々な能力を私達に見せてくれた」 「彼はこのチームのいろいろな役割を果たしてくれると思う」 「そして彼は今まで以上のプレーを見せてくれると思う」 膝のけが、腰痛で去年のシーズンはプレーオフまでロクなプレー ができなかった。 しかしプレーオフ第5戦のネッツ戦。 42分で20点を重ねた。 アイザイアはマーサーを膝の痛めたティンズリーの代わりに スタートPGとして起用した。 マーサーは以前、ほとんどPGをしたことはなかったが、これを 通して新しい視野を広げたといえる。 ☆ウォルシュ 「マーサーがこんな風にボールハンドリングできるとは思ってい なかった」 「マーサーは他のポジションと同様にシュートを決められる」 「ポスト、シュート、ドライブ、守備、そして自信に満ちた プレーができる」 6度目のシーズンに入り、マーサーは6チーム目を迎えた。 マーサーはインディアナに居場所を見つけるために、インディ アナでポジションを模索しなければならないだろう。