◎11・ジャマール・ティンスリー(Jamaal Tinsley)2011年 6−3のPG。 ドラフト27位(アトランタ)で、インディアナ未来の 1巡目ピックとトレード。 ドリブル・パスに卓越し、多彩なゲームメイクが出来ると いわれる。 スティール、リバウンドももちろんでき、ファーストブレイク の判断も速いといわれる。 とにかく怪我の多さが課題。 怪我さえなければ、インディアナのPGは当分問題ないのだが。 もともとドラフト3位以内で指名されるともいわれていた 選手だったが、刑務所に入っていたとか、ホーネッツのワーク アウトをキャンセルしたりして、「素行が悪い」と判断され、 大きく評価を落とした。 ニューヨークのブルックリン出身だが、「ニックスは嫌い」と いうインディアナに来るべくしてきた選手。(シカゴファン) 比較的低額で今年度契約延長に合意。 ========================= ○8・アンソニー・ジョンソン(Anthony Johnson)2008年 6−3のPG。 ジェイソン・キッドのリザーブとして地味に活躍したが、 インディアナで貴重なバックアップPGとして貢献した。 その貢献を高く買われて、インディアナと今年4年契約を 結ぶ。 リーダーシップを持った選手であり、ゲームを理解している。 シュート力はそこそこ。3Pもそこそこ。 安定感あるゲームメイキングが大きな武器である。 来年も重要なリザーブPGとして貢献してもらうだろう。 ============================= ○エディー・ギル(Eddie Gill)2006年 NBAのチームをカットされ続け、海外やアメリカのマイナー リーグで主にプレーをしている。 昨年ポートランドに加入し、インディアナ戦に大活躍したことを 評価された模様。 そこそこの得点力を持っているが、守備力を高く評価された 部分も多い。 ただ05年シーズンはほとんど貢献できなかった。 3番目のPGとしての評価だが、怪我でもない限りはIL でのプレーを余儀なくされるであろう。 ============================= ○選手紹介(SG) ◎24・ジョナサン・ベンダー(Jonathan Bender)2007年 99年ドラフト5位(ラプターズ(A・デービス)とトレード) 7フィートのSF・PF ラリーバードに「彼は私がいままで見てきた中で最高の プレーヤーである」といわしめ、潜在能力の高さはチーム No1といわれる。 練習では素晴らしい動きをするが、試合になるとダメな選手 との評判がある。 シャイな性格が影響しているともいわれる。 ブレイクするブレイクするといわれつづけて早7年。 来年のここの記載が8年にそのまま変わっても不思議ではない。 とにかく怪我がちでちょっと活躍しては怪我の繰り返し。 後半戦こそそこそこやれたが、彼の期待される数字ではない。 SG・SFとしてはクイックネスが足りず、PFとしては 体が足りないというやや中途半端な印象が強かったが、体 が強化されてきて、やっと本格化かといわれつつあるという のは毎年のコメント。 今年は入団当初のフィジカルトレーナーがつき、再度彼の 体の強化に務めたという。 相変わらずトレードの噂は耐えないが、トレードには出さ ないといい続けてきたチームの期待に応えてほしい。 SGの位置に書いてあるが、リザーブPFが有力。 24番は父親がつけていた番号。 =========================== ◎20・フレッド・ジョーンズ(Fred Jones)・・・2006年 6−2のSG 一昨年1巡目14位。 インディアナファンだけでなく、多くの人間がインディアナ の1巡目指名に驚かされた。 掲示板には「Who?」の言葉が飛び交い、「失敗ドラフト」 という嘆きの声が大半を占めた。 元々ドラフト1巡目の下位指名候補といわれていたが、 プレドラフトのワークアウトで怪我により散々なプレーを 披露したために、2巡目上位指名クラスとまでいわれてい たが故に、ファンは失望していた。 ウォルシュとアイザイアは「彼がどうしても欲しかった」 といい、メンフィスが1巡目17位指名でジョーンズ獲得 を考えていたともいわれたため、14位で獲得した。 魅力はトレイシー・マグレイディーとヴィンス・カーターに ひけをとらないといわれる爆発的なジャンプ力。 そのジャンプ力を生かして、昨年ダンクコンテスト優勝の 栄誉に輝いた。 6−2と身長がないことが気になるが、それを補って余り あるジャンプ力と激しいディフェンスが最大の武器。 チームの6thマンとして攻守に貢献するようになった。 シュート力もそこそこあり、レジー・ミラー同様に勝負強い 選手という評価がある。 ステファン・ジャクソンが加入し、よりSGの争いが激化 しているが、持ち前の守備力を生かして、プレータイムを 獲得したい。 ============================= ◎ステファン・ジャクソン(Stefan Jackson)2010年 6−5のSG インディアナに足りなかった最後のピースとしてアル・ ハリントンとのサインアンドトレードで移籍してきた。 レジーミラー引退後のSGのスターターとして獲得したと いっても過言でない。 魅力は外からのシュート力とインディアナにはないイン サイドへの切れ込む力。 勝負強いといわれ、2年前にはサンアントニオで外からの 脅威として活躍した。 サンアントニオから3年契約を提示されたが、年俸総額と 契約年数に納得がいかなかったため、アトランタと2年契約 の1年プレーヤーオプションの遥かに低い年俸で契約。 アトランタではリーディングスコアラーとして貢献し、 昨年6年42ミリオンの契約を獲得した。 やや強引なドライブやターンノーバーといったものも多く、 性格上もアーテストと被る点があるのが気がかりか。 大乱闘事件に油を注いだ選手としてアメリカ全土に名を とどろかせた。 ミラーが引退した今、SGのスターターとして今年から プレーすることになるが、去年のマイナス分を取り返す 活躍が彼に最も求められるだろう。