○クィンテル・ウッズの状況 ポートランド・トレイルブレイザーズのロッカールームを 通ると、1人の選手がいないことに気付く。 実際、彼はシーズンを通していない。 10月12日に喧嘩で逮捕されて以来、サスペンドされている。 オレゴン州では乱闘は重罪であり、10万ドル以下の罰金 そして5年の懲役刑である。 GMのジョン・ナッシュ曰く、調査中で、まだサスペンドは 続くという。 ☆ナッシュ 「郡裁判所は調査中であり、まだ刑罰は公表されていない」 「結論が出たとき、我々はその結果により、どうするかを 決定する」 ポートランドは不安定なチーム状況で、ウッズのような選手 が戻ってくれば、大きな助けになるだろう。 ウッズは2002年のドラフト21位指名でNBA入りした。 キャリアアベレージこそ3点1Rという内容だが、改善の 傾向をみせていた。 ☆ナッシュ 「このリーグで素晴らしいサイズを持った大型ガードである」 「彼はSFもできる」 「ボールハンドリングも上手いし、身体能力も高い」 「特にオフェンス能力があると思う」 「ダンクは素晴らしいし、平均的なシューターといえるぐらい 改善している」 「さらによくなるだろう」 そんな状況にあっただけに、乱闘による逮捕は単なるオフ コートの出来事といえる問題でなかった。 以前にマリファナ所持で捕まったり、免許停止処分も受けて いる。 チームメート達も状況の厳しさを語る。 ☆テオ・ラトリフ 「調査中とはいえ、クィンテル(ウッズ)にとって、 よくないように思える」 「厳しいものになるだろう」 ☆パターソン 「あんまりよくないよね」 「いいプレーをしていたのに・・・」 「台無しにしてしまうかもしれない」 「できれば、全て調査を終えて、彼には戻ってきてもらいたい」 「彼は成長著しい能力ある選手だからね」 ☆アンダーソン 「状況はよくないことはわかっているが、彼が我々と一緒に 練習できるようになればいいと思っているよ」