○ホームカミング ジャレッド・ジェファリースは地元で活躍した。 ワシントンに加入して3年目。 先日のインディアナ戦のため、地元に戻ってきた。 細いピンストライプのスーツを着て。 ひょっとすると、その格好を見る限り、彼がどこの 出身者なのか忘れてしまう人もいるかもしれない。 ☆ジェファリース 「いつもインディアナ州の人間であるよ」 「地元に居る時は、だいたいジーンズとブーツだよ」 2000年のミスターバスケットボール。 11位指名でワシントンに加入し、いま彼はチームに大きく 貢献している。 38試合中32試合でスターターを務め、平均7点4R。 新人の年こそ怪我などで20試合しかプレーできなかったが、 昨シーズンは82試合に出場、さらに昨夏にボールハンドリ ング、長距離シュート、インサイドシュートの強化に努めた。 エディー・ジョーダンHCは、ジェファリースをスターター として使用するとコメントしたのは、ジェイミソンを獲得して からである。 サイズを持った異なるタイプの選手をローテーションに 加えられるからだ。 ジェイミソンはスコアラーとして、ジェファリースはディフェ ンダーとして。 ☆ジョーダンHC 「とてもいいヘルプディフェンスができるし、一対一でも とてもいい守備力を持つ」 「ロッカールームでもいい影響を及ぼせるし、若くて将来 有望な選手でもあるんだ」 ワシントンはジェファリースにそんなに多くのプレーを 任せてはいない。 しかし彼は彼なりの点の取り方を知っている。 彼の得点とは、ターンノーバーの誘発、スティール、 そしてボールの無いところでの動き、オフェンシブリバウン ド。 そして突然放つ3Pシュートだ。 ☆アリーナス 「彼は35点とか取る選手ではないが、チームに堅実な数字を 与えてくれる選手なんだ」 「彼は重要ななんでも屋なフォワードなんだ」 「俺がボールを運びたくない時は彼がボールを前線に運んで くれる」 「あらゆるトップ選手にマッチアップもできる」 「とても貢献してくれる選手だよ」 長いことインディアナ大学のプレイバイプレイのアナウンサー であるドン・フィッシャーはジェファリースは、自分が成功 する高校生選手、大学生選手になるようなプレーをただただ していたという。 ☆フィッシャー 「彼はバスケを理解しているインディアナ州の選手である」 「素晴らしいアスリートであることと同様に、バスケを理解 しているということは非常に重要なんだ」 高校時代のコーチ、マッキニーは高校3年次のプレーに ジェファリースがNBAでやれる選手になるだろうと感じて いたという。 マッキニー曰く、当時同年のインディアナの高校生選手、 ザック・ランドルフは既に完成された選手であったが、 ジェファリースは発展途上にあったという。 インディアナ大学のマイク・デイビスHCは、今の彼を見て、 ワシントンのシステムに完璧にフィットしているという。 ☆デイビス 「彼はなんでもちょっとずつできることがNBAクラスの 選手である所以なんだ」 「あと数年すれば、彼はオールスター選手になりうると思う」 インディアナ戦前のトロント戦では13点8Rの活躍だったが 地元インディアナでは3点3Rに終わったが、彼は失望して いない。 また4月に戻ってくるだろう。 ☆ジェファリース 「コンセコも好きだし、また地元に戻ってくるだろう」 「チームとして上手くプレーできれば、満足だし、ファンも それを望んでいると思う」