「2人のスターを抱えるチームの悩み」(ロサンゼルス紙より) 28日にシャックは、ジャクソンとクプチャックGMにトレー ドして欲しいと申し入れた。 しかし、GMはオニールの要求を確かめた上で、「オニールは ただ、オフェンス面でコービーとの関係でフラストレーションが たまっているだけだ」とコメント。 シャックは昨日、それについてのコメントを拒んだ。 その28日にはフェニックス戦があり、コービーは38点 (12−19)だったのに対し、シャックは14本打って、たっ た18点だった。 シャキールは明らかにコービーの自己中ぶりに不満を持っている。 そして、いいかげんなカウンターアタック等がそれを増長させて いる。 木曜日の練習こそ2人はそばで一緒にやっていたが、ジャクソン もオニールがいらついていることを認めている。 ☆ジャクソン 「シャックは怒っているんだ」 「彼の振る舞いからもわかるだろ?」 「なんとかイライラしないで欲しいもんなんだけど・・」 一方のコービーの方はいたって落ち着いている。 ☆コービー 「シャックに対して、悪い感情はないよ」 「俺達がすべきことは、いっしょによくなっていくことさ」 ☆ライダー 「2人ともスターで、重要な選手であるので、拘りをなくす ことさ」 「自分のことをみせることばっか考えるなよってことさ」 「チームなんだぜ」 「ばかげた話さ」 しかし、ライダーはコービーのプレーには注文をつけた。 「彼は必要ないときに30本ものシュートを自分勝手に打ち続ける」 「いいバスケじゃないね」 「コービーは一歩引いてみることも必要さ」 この2人の関係を修復するのはコーチ、フィルジャクソンの仕 事であるとみんな考えている。 かつて、マイケル・ジョーダンの考えを明確にした男に。 ☆GM 「強いチームにはこういった問題はつきものさ」 「こういうときのためにコーチがいるんだからね」 「過去にこういった問題を解決したコーチはたくさんいるよ」 ☆ジャクソン 「本当に子供じみたことさ」 「違うかい?」 「私のマジックでどうにかしろみたいにいっているけど、勘弁 して欲しい」 「くだらなすぎるんだ」 「私の仕事は座って、私がしてほしいように彼らにさせるだけ」 「2人の喧嘩なんて大した問題じゃない」 「深刻な問題になりえるけどね」 「2人が凌ぎを削りあうのはかまわないが、さっさとやめて、 試合に集中してほしいね」 とはいうものの、ジャクソンは関係修復のために一役買った。 今日の練習後のミーティングで 「コービーはオフェンスを台無しにしすぎ」 「オニールは形に拘りすぎて、頑固過ぎる」 「両成敗だ」 と斬りすてた。 ☆ジャクソン 「もっとオニールには言葉に出して欲しい」 「オニールがちゃんと私のところに来て、なにかいってくれれ ば、解決の手段があるんだ」 「今日も、いう機会を与えたんだけど、なにもいってくれない」 「なにもいってくれないと問題の解決のしようがないんだ」 ☆GM 「急いで解決することじゃないさ」 「でも、これが2ヶ月とか続いちゃうのかな?」 「まさかね」