激しく、そしてやる気に満ちたワークアウトは、あらゆる面で ボガットという選手の想像通りのものだった。 ミルウォーキーで行われた1時間あまりのワークアウトは 彼はNBAという高いレベルで存分に戦えることを示した。 もしボガットの身体能力に疑問を持つ人間がいたとしたら、 明らかにマーヴィン・ウィリアムス以上のパフォーマンスを 見せたボガットのプレーにその疑念を消させられただろう。 ワークアウトの後、彼は自分のシュートに失望したというが、 全体的なプレーには満足しているという。 そして自分の魅力について聞かれ、 ☆ボガット 「俺は両手でどこからでもフックシュートが打てるんだ」 「攻守に頑張れるし、NBAでやれるだけの身体能力もあるよ」 ワークアウトの後、ジャンプ能力のテストを示すドリルで、 彼は想像以上にいい数字を弾きだした。 ミルウォーキーの首脳陣は、「いいなんてもんじゃない、 あのサイズでは素晴らしい数字だ」と驚嘆した。 ボガットはボールハンドリングのよさも示した。 コートの真ん中から、障害をかわし、スムーズにドリブルを 実行した。 パスについては調査もしなかった。 彼の能力について十分理解しているというミルウォーキー 首脳陣の判断によってだ。 ☆ハリス 「来シーズン、彼はリーグでもトップ5に入るパス能力を持った センターになるだろう」 「彼の最大の武器はパス能力なんだ」 もう一つ今回のワークアウトで印象的だったのは、彼のスタミ ナである。 ☆ダヴィット・バウマン(エージェント) 「1ヶ月間毎日のようにワークアウトをこなしてきた」 「でも、彼はどんなに疲れていても、それを我慢してプレー することができるんだ」 「彼は闘争者なんだ」 ボガットは28インチのノーステップジャンプ、たち幅飛び 29インチ。7−1で254パウンド。 体脂肪率9パーセント、7−2のウィングスパン。 最高到達点は9フィート2。 ウィリアムスは6−8で228パウンド、 29インチのノーステップジャンプ、たち幅飛び33インチ。 8パーセントの体脂肪率に7−3のウィングスパン、最高到達 点、8フィーと11インチである。 またミルウォーキーはボガットの資力検査を検討している。 数週間前に、ボガットの元コーチ、リック・マージルスが ボガットはボガットの黒目に異常があるという発言をし、 ユタ大学オフィシャルがそれに異論を挟む形をとった。 バウマンはシカゴのキャンプでの結果は良好だったという。 ☆バウマン 「コンタクトレンズありでもなしでも問題はなかった」 「彼の目に絶対的な問題は存在しない」 「どこから出てきた話だか知らないけど、ふざけた話だよ」 「マジェルスがアンドリューの目が見えないというなら、私 からいわせてもらえば、(太った)マジェルスは痩せこけている ようなもんさ」