○ラリー・ブラウンという男 ラリー・ブラウンは再びHCを務める。 いつもトップクラスのコーチであり、彼が望めば彼に仕事が与えられた。 今度はニューヨークのHCである。 私はクリーブランドの管理部門でなく、ニューヨークのHCになったことに なんの驚きもない。 ニックスはブラウンに次のHCの座を託した。 彼は常にこれが最後のチャレンジだというが、誰も信用してないだろう。 彼は期待を常に望んでいる。 それを行うだけでなく、それを達成することに強い関心を抱いている。 ブラウンはステファン・マーブリーを放出することを強く望むだろう。 彼は自己中心的な選手を嫌う。 私は過去2年、インディアナでブラウンの下でプレーしたが、ニックスの選手 が10月のキャンプインまでに行わなければならないことを記載する。 1・練習中何度もブラウンの指導が入り、長く中身のある練習になる。 2・ブラウンは練習態度に厳しく、そして自分のやり方をさせようとする。 もしプレータイムがコンスタントに欲しければ、自分を彼好みに変えなくてはいけない。 3・選手のプレースタイルについて色々言ってくるだろう。 スーパースターであるかなんて彼にはなんの関係もない。 4・これは最もブラウンの驚くべきところであるが、ブラウンはあらゆる試合毎にオフェ ンスオプションを変更する傾向にある。 もし練習を休んでしまえば、新しいプレーブックを知らぬまま、次の試合に挑むことになる。 したがって、知らずに彼のプレーコールと違うプレーをすれば、すぐにベンチに下げられる ことになるだろう。 5・常にボールを動かし、同じ場所に3秒以上立っていてはいけないだろう。 彼はボールのないところで動く選手を好む。 6・これまた信じられないことだが、彼は1試合全てのポゼッションを覚えている。 7・なにもいわずにベンチに下げられることがある。 もし信じられないのであればレジーに聞いてみればいい。 私が3試合平均21点を上げているとき、彼は突然4試合ベンチに置いておくという ことだってある。 今でもなぜベンチに置かれていたのかわからない。 8・ブラウンは「君を気に入っている」といったその2日後にはトレードで放出すること もある。 9・ひどい敗戦の夜などに、ブラウンは誰かをトレードしたがるだろう。 10・勝利するだろう。 とにもかくにも勝ちは重ねると思う。 予想ではプレーオフには進むと思う。 もちろん選手次第だし、特にマーブリーによるところが大きいが。 いえることはとにかく、選手達が彼を受け入れようと受け入れまいと彼は彼のやり方でやって いくということである。