○NBA注目の1年生 ノースカロライナ大学1年生のテイ ラー・ハンズブローはロイ・ウィリ アムスHCの望む全てのプレーがで きる。 ダブルチームを受けつつ、得点と リバウンドで若いターヒルズを 引っ張っている。 デューク大のジョシュ・マクロバート は、HCマイク・クジィゼウスキー のシステムの中でポジションを獲得 しようとしている最中だ。 高校トップ選手といわれていた彼は ハイポストでの動き、そして身体能力 で劣る分、やや苦戦しつつも日々奮闘 している。 2人の1年生はまったく異なるイン パクトを示しているが、ともに来年 には同じ舞台にたっているだろう。 NBAという舞台に。 ☆アナリスト・クリス・モンター 「そうなるだろうね」 「ハンズブローはとんでもない成績を 残している」 「マクロバートは数字こそあまりよく ないが、シェルドン・ウィリアムスや JJレドリックがいるトップチームの 中で奮闘している」 2人ともNBA選手としての未来を 語るには早すぎるという。 ☆ハンズブロー 「他にもやるべきことがたくさんある」 「まだNBAについては考えられない よ」 マクロバートも同様だ。 ☆マクロバート 「今シーズンに集中している」 アトランタのマーヴィン・ウィリア ムスとルオル・デンも1年生の時は 同じことをいっていた。 しかしそれぞれ2005年の優勝、 そしてベスト4を機にアーリーエン トリーした。 ☆モンター 「NCAAで活躍すると、よく心変 わりすることが多い」 「国内タイトルを獲得すれば、大学で やるべきことを終わらせたのと一緒 だからね」 「答えは限られる」 また今年のドラフトは層が薄い。 レブロンやヴィラヌエヴァといった 選手やスダッダマイヤーやカーメロ・ アンソニーといった選手がすでに NBA入りしており、また18歳以下 のアメリカ人選手はドラフトにエン トリーできなくなっている。 ハンズブローは6−9のフォワード 兼センターで、NBAに行く前に 優勝したいといっている。 ターヒルズは去年のドラフトで4人の アーリーエントリーで選手を失って いる。 ☆ディック・ヴィタル(ESPN) 「ハンズプローは1年生として最も インパクトを残している」 実際に、彼は6度のルーキーオブザ ウィークを獲得し、ノースカロライナ の得点とリバウンドでチームトップで ある。 怪我もないし、理解度も高い。 ファールアウトもたった1度だけだ。 20歳だけれども、力強さもある。 ☆ハンズブロー 「もしショーン・メイやマーヴィンが まだ大学にいたら、彼らからもっと 学ぶことができたと思う」 「でも、その代わり早くチームでプ レーできたということもあるけどね」 「1年生では得られない多くの経験を していると思うよ」 「プレータイムから学んだんだ」 6−10のマクロバートはチームでの ポジション争いをしている。 ウィリアムスがローポストでプレーし マクロバートはハイポストでプレー する必要がある。 ☆ヴィタル 「彼がポストでプレーできるなら、 きっと彼はブレイクするだろう」 「今は高校時代にしていないプレーを 要求されているからね」 「いうまでもなく、才能ある選手だよ」 「パス、ポスト、リバウンド能力につ いては際立っている」 来シーズンにNBAでも活躍できる 能力があるだろうか? それは時が経てばわかるだろう。