今年のSGはスーパースタークラスが存在しない。 しかしブランドン・ロイなど堅実な数字を残せそうな選手がいるし、JJレディックの ようなシューター、多彩なロニー・ブリュワー、メルディー・コリンズ、そしてPGも できるルディー・フェルナンデス、身体能力の高いモーリス・エイジャーやリチャード ロビーといった選手もいる。 トップクラスの選手達を見てみよう。 1・ブランドン・ロイ 彼はとりわけみなを魅了する選手ではないが、NBAで十分やれる完成されたSGで あるだろう。 トップ5といわれ、すくなくとも地元シアトルの10位には指名されるだろう。 非常に賢い選手だし、大学でPGもしていたほど多才な選手だ。 2・モーリス・エイジャー SG指名で1番になりうる選手だ。 素晴らしい身体能力と技術を兼ね備えた選手で、各チーム彼に強い興味を持ち始めて いる。 3・JJ・レディック 多くの活躍を残し、どこのチームがどのように彼を使おうとして指名するかに多くの 関心が集まる。 シュート力がウリだが、身長、守備能力、身体能力などに疑問を残す。 デューク大だから成功できたという厳しい声も聞かれる。 4・ロニー・ブリュワー シュートは不安定だし、SGっぽくない。 しかし、いろいろできる選手。 父親が元1巡目選手で、素早い動きと強靭な体を持ち、NBAでやれる選手だ。 優れた守備も魅力で、ボールハンドリング、パス能力も際立つ。 20位指名前には少なくとも指名されるだろう。 5・メルディー・コリンズ 10位指名候補から1巡目後半に指名候補になりそうだ。 ワークアウトでの悪い印象がたたりそう。 ボールハンドリング、パス能力が高く、ブリュワーよりもシュート力があるが、 体の強さや身体能力では劣る。 同様に素晴らしい守備力はあるが。 6・リチャード・ロビー ロビーは潜在能力のあるSGだ。 ただ2年間しかSG経験がないし、非常にプレーが雑だ。 不安定なのが最大のネック。 身体能力は高いが、今後の成長を見守れるチームになりそうだ。 7・ルディー・フェルナンデス ある程度完成されている選手で伸びシロはすくなそうだ。 ただ非常に一生懸命な選手で、攻撃の武器になれる選手だ。 8・マイク・ガンジー とても賞賛できる選手。 あらゆるプレーができ、シュート力もよくなってきている。 1巡目後半クラスの選手だが。 9・デンハム・ブラウン 決してスター選手ではないが、大学時代も堅実な数字を 残してきた。 カナダ代表でもあり、活躍中。 彼は身体能力と多才なプレー能力がウリ。 2巡目前半から中盤になりそう。 10・アーロン・アフラオ 多才な選手で守備、シュート能力もいい。 しかし、ファイナル4であまり活躍できなかったのと、身長面で 1巡目は厳しそうだ。 いい順位の可能性もあるが、現実的にはUCLAでプレーする ことになりそう。