☆ダラス 28・58位 バックアップPF 彼らがチャンピオンになっているか どうかはまだわからない段階だ。 どちらにしろ、ダラスのロースターは 来シーズンもかなり充実した状態だ ろう。 ベテランと若手が上手くかみあって、 かなりいい状態である。 バンホーンとテリーが新しい契約を 結ぶだろうし、バンホーンにいたって はかなりのペイカットが期待できる。 テリーについても8ミリオン程度で 再契約できるだろうとキュバン バンホーンは移籍の可能性がある ので、ノヴィツキーのバックアップ の獲得が必要になるだろう。 ジョシュ・ブーンやヒルトン・アー ムストロング、ケヴィン・ピッツノ ーグルあたりが指名候補か。 ピッツノーグルは外からのシュート 力が彼のディフェンス力の無さを 上手くカバーし、限られた時間で 貢献できそうだ。 ルイス・アムンドソンはプレドラフト キャンプでナジェラのようにベンチ から勢いを与える選手である。 またダラスは将来性ある海外選手の 獲得をし、1、2年海外で育ててから の使用も考えているかもしれない。 ☆デンバー 49位 SG、外からの3P、ポストでの得点 NBAの短絡的なシードシステムの おかげで3シードになったが、あっ さりクリッパーズに撃沈された。 アンソニーが大活躍したが、インサ イドでの得点力がほとんどなかった。 マーカス・キャンビーはエリート センターの1人だが、シーズン55 試合以上出ていなく、フィジカル的に 問題があるといわざるをえない。 デンバーはマーチンとボイキンスを 放出し、クロフォードとチャイニング ・フライでも獲得できない限り、 デンバーは2巡目の後半ピックで 素敵な指名をしなくてはならない だろう。 過去2シーズン、デンバーは外の シュート力不足に悩んだ。 ヴぉージョン・レナルドの怪我と コンディショニング不足は否めない。 49位指名で可能性があるのは、 ゲーリー・マクナマラか。 正直、ワークアウトではいい動きを していないが、少なくとも昨シーズン の活躍を見ると、NBAでもプレー できる選手だと思う。 元シラキュースの2人がナショナル タイトルに再挑戦というシナリオも 面白い。 ☆ゴールデンステイト 9・38位 センターとディフェンダー 去年、ゴールデンステイトは頑張った が、結局ディフェンス面で崩れ、また ロッタリーチームになってシーズンを 終えた。 バロン・デイビス、Jリチャードソン 、怪我さえなければ、マーフィーも 頑張っていた。 もしダンリービーを放出し、ピエト リスの横に守備ができるウィングが おければ、ゴールデンステイトは さらに進化するかもしれない。 9位指名はデューク大のシェルドン ウィリアムスが噂される。 ディオグの横に彼を置けるのは かなりいいことだろう。 セドリック・シモンズもまたインサ イドに身体能力とショットブロック 能力を高めるという意味ではいいだ ろう。 38位指名はウィル・ブラロックや ディー・ブラウンといったバックア ップPGの獲得で、不安定で怪我 がちなデイビスを助けたい。 ダンリービー、マーフィー、9位 指名をくっつけてトレードに出す という噂があるが、もしガーネット をとれるのならば、ピエトルスや リチャードソンでさえも放出する かもしれない。 ☆ヒューストン 8・32位指名 荒っぽいPF、PG、SG ヤオ・ミンは足の状態がよくなく、 Tマックは背中、ラファー・オルス トンはやる気がない。 ヴァンガンディーはオフェンスプラン がなってないし、スウィフトは空回り しすぎている。 それ以外は素晴らしい もしヤオとTマックが07シーズンに 状態がよければ、ロケッツはウェスト でやれるチームである。 もしそうでなければ、またロッタリー 枠で指名できそうだ。 ハーフコートオフェンスに多彩さを 増すため、彼らには安定したPGが 必要になるだろう。 マーカス・ウィリアムスはオルストン にできない安定したパスを供給できる ピュアPGである。 またSGに身体能力ある選手が必要 なため、ロドニー・カーニーもいい 指名になるだろう。 またリバウンダー型PFの存在が ヤオ・ミンを助けるだろう。 シェルドン・ウィリアムス、セドリ ック・シモンズあたりがその候補か。 32位指名ではデンハム・ブラウンや マイク・ガンジーといった外からの シュート力をいれることで、ヤオと Tマックの得点を増やすことができる かもしれない。 ☆LA・クリッパーズ 34・52位指名 フロントコート層・シューター・PG フェニックス第5戦でベルに対して、 滅多に使わないダニエル・ユーイング を使う必要がなければ、ダラスを ファイナルをかけて戦っていたかも しれない。 ブランドは完全にチームの柱になった し、キャセールはリーグでも屈指の 賢い選手だし、リヴィングストンは スペシャルな選手になる可能性を秘 めた選手だ。 キャセールと再契約すれば、来年も 安泰だろう。 チームはラドマノビッチとの再契約 についても話し合う必要がある。 いかに彼との契約を安く済ませるか が一つのポイントだ。 コロレフもいるが、もう1人念のため にシューターと、身体能力あるビッグ マンが欲しい。 もし34位まで残っているならマイ ク・ガンジーか、アムンドソンあたり が理想指名か。 ☆LA・レイカース 26・51位指名 PGと外のシューター いうまでもなく、コービー次第の チームである。 フェニックスとの第7戦は私が見た 中でもっとも失望させられた試合 だった。 ただコービーだけでなく、パーカーに も責任がありそうだ。 とにかくパーカーは酷かった。 サンズ戦残りの4試合で37本中6 本、16ファール、8TO。 ドラフトでレイカーズはいうまでも なく、PGの指名が有力だ。 ラージョン・ロンドのような光速 PGも考えられるが、テンプルの コンボガード、メルディー・コリンズ の方がよりフィットするかもしれない 彼のようなボールハンドリング能力 を持った選手はジャクソンのランニ ングトライアングルオフェンスに 上手くマッチする可能性がある。 少なくともパーカーをより進化させた 形になるだろう。 クウィンシー・ドゥービーのような シューターもコービーの負担を軽減 できる可能性もある。 ☆メンフィス 24位 PG・C・バックアップPF メンフィスほど予想できないチーム はない。 毎年いいスタートを切り、評論家達 は彼らをとりあげ、プレーオフの脅威 になるだろうと書き立てるが、結果 はいつものとおりだ。 ミラーとバティエはいいコンビだ。 しかしそれを引っ張るPGがいない。 スタウダマイヤーは膝の手術から 立ち直ったばかりだし、ボビー・ ジャクソンはいつも怪我している。 それゆえにカイル・ロウリーや メルディー・コリンズ、ドゥービー やロンドあたりが指名候補か。 コリンズはメンフィスにフィットする と思うし、ドゥービーはシュート力 があるが、やや身長面で厳しいか。 ロンドは素晴らしいスピードを持つ が、シュート面に難がある。 ガードで指名できる選手がいないなら ば、ガソルの横でリバウンドを取れる 選手の指名になるか。 ジョシュ・ブーンとアーロン・グレイ あたりが残っていれば、そこらへんの 指名になるかも。 ☆ミネソタ 6・36・37・57位指名 PF以外すべて。 ケヴィン・マクヘイルは、アイザイア トーマスのおかげでリーグの最低GM の名を獲得しないでいる。 ジョースミスでの大失敗、デュディ エビの指名、キャセールのトレード、 オロワキャンディーとのサイン、 ブラウントの獲得。 ガーネットという恩恵を浪費し、 毎年のようにプレーオフ止まりか それ以下のチームにしている。 ドラフトでは過去2シーズン無駄に してきた。 もしチームをよりよくしたいなら ガーネットは22ミリオンの契約を カットする必要があるかもしれない。 ガーネットのトレードの噂もある。 ミネソタ自身、大改造の必要がある がゆえに。 6位指名は彼らにとっていい指名の できるチャンスだ。 あらゆるポジションが不足している がゆえにどれもがいい選手だ。 ルディー・ガイが残っているとすれば 指名があるかもしれないが、彼のや る気の無さは、ガーネットと上手く いく感じはしない。 ランディー・フォイはすぐにスター ターとして活躍し、いきなりルーキー オブザイヤーを獲得できる可能性の ある選手だ。 また3つの2巡目指名権はロースター の穴を埋められるだろう。 とはいえ、ガーネットをどうするかで いろいろ変化があるだろう。 ☆ニューオーリンズ 12・15・43位指名 SF・シューター・C クリス・ポールという最高の指名に より、死んでいたフランチャイズが 生き返った。 ポールとウェストの存在は彼らに 明るい未来を与える。 しかし、まだ穴が存在する。 フロントコートは薄く、マグロアと の放出、アンダーソンのドラッグ規 定違反によるサスペンドが重なった。 パトリック・オブライエンやセドリ ック・シモンズあたりが指名候補 だ。 またスミスやメイソンといった選手 たちが昨年ダメだったが故に、15 イ指名で、ロニー・ブリュワーや ウクライナのペチェロフも候補に あがる。 ☆フェニックス 21・27位 バックアップPG・身体能力ある選手 スタッダマイヤーやカート・トーマス がいなくても、ファイナル寸前まで 来た。 ナッシュは健在だし、どんな選手とも 上手くやっていける選手だ。 フェニックスの弱点は層の薄さだ。 もしベンチを厚くするために、1巡 目指名二つを使うだろう。 もしカイル・ロウリーを獲得するなら ナッシュの理想的なバックアップに なるだろうし、バルボサをスコアラー としてだけ純粋に使うことができる。 ナッシュの腰痛が治ることはないだ ろうから、ロウリーを獲得できれば 最高のPG獲得だろう。 フェニックスはサエル・サネを指名 するという噂もある。 セルジオ・ロドリゲスやジョーダン ファーマーあたりも考慮にいれてい るといわれる。 27位指名ではマーカス・ヴィニシ ウスあたりの将来性ある選手に使う 可能性が高い。 ☆ポートランド 4・30・31位 C・SF・ディフェンス ポートランドはクリスポールを指名 しなかったチームの一つだ。 ティルファーやジャックといった 選手がクリス・ポール以上になると 勘違いし、失敗をした。 ポートランドはグレグ・オデンのよう ないい指名権を取れない限り、5年 はロッタリーいつづけるだろう。 このチームのほとんどの選手が無駄 使いである。 ランドルフとマイルズはいうまでも ないだろう。 アダム・モリソンが4位まで落ちて くることを望んでいるみたいだが、 ほとんどないだろうし、ポートランド の守備力の無さを助けてくれること はない。 ブランドン・ロイは狙っているといわ れている選手の1人だ。 マーテル・ウェブスターの成長に 自信がなければ、その指名もありえる また、プリジビラがFAになり、 ラマーカス・オルドリッジやバルナ ーニといった指名もありえる。 とにかく弱点だらけなので、30位 31位でも貢献できそうな選手の指名 が要求されるだろう。 ☆サクラメント 19位 バックアップPG、フロントコート層 昨年、アーテストの獲得という大き なプラスを得た。 人間としては問題があるが、能力に ついては問題ない。 来シーズン、よりよい成績を得る ためにはビビーのバックアップは 不可欠だ。 ロウリーやロドリゲス、ファーマー あたりが、19位でも残っている 選手か? ボンジがFAになるため、ドラフト でSGを獲るかもしれない。 モーリス・エイジャーやインサイドで リバウンドに貢献できる選手あたり も候補になる。 ☆サンアントニオ 59位 身体能力と足を治すドクター。 サンアントニオはダンカンさえ状態が よければなんの問題もない。 足さえよければ、堅実なダンカン、 そして優秀な周りの選手。 ただし、若返りは必要かもしれない。 ただ不運にもそれを満たすドラフト権 はない。 マヒンニが貢献できるかどうかは 不明だ。 重要なのはドクタースコールと長期 契約を結ぶことだろう。 ☆シアトル 10・40・53位指名 SF、バックアップPG、守備選手 ESPNの記者が「ワーストディフ ェンシブチームはシアトル」と書いた アレンやリドナーは点は取れるが、 誰かが相手を止めないとなんにも ならない。 少なくとも昨年の内容を見る限り、 ESPNの記事は正しい。 アール・ワトソン以外は平均レベル のディフェンダーである。 大学でディフェンシブプレーヤーオブ イヤーを獲得したシェルドン・ウィ リアムスは指名候補の1人だ。 ラドマノビッチを放出したことで、 ロドニー・カーニーを狙うかもし れない。 2巡目でも守備面の選手を狙うだろう ☆ユタ 14・46・47位指名 SGと身体能力 キリレンコ以外は陸上選手にはむか ないだろう。 私でさえ、ユタの選手相手に陸上で 勝てそうに思う。 アラウージョなどを獲得したが、そ れでも身体能力がない。 ユタはスローで、セットオフェンス なチームだが、あと3ゲームでプレー オフにでられたほどのチームだ。 キリレンコが怪我でいない時期が あったにも係わらず。 とにもかくにもSGは不可欠だ。 JJ・レディックが有力だ。 しかし逮捕されたり、NCAAで、 身体能力あるディフェンダー相手に なにもできなかったのを見る限り、 かなりリスキーな指名である。 シャノン・ブラウンも可能性ある 選手の1人だ。 プレドラフトワークアウトでかなり いい動きを見せ、高い身体能力は ユタの弱点を消してくれる可能性の ある選手だ。