○プレーオフサバイバルは、「転落ゲーム」のように 誰かが悲惨な目にあうドラマやコメディーが好きな 現実的なテレビファンにとって、毎週「サバイバー」 や「アメリカンアイドル」の放送を待つ必要はない のかもしれない。 彼らはイースタンカンファレンスのプレーオフ争い を楽しむことができる。 インディアナ、デトロイト、ニュージャージーは すでにプレーオフは安泰であろう。 しかし、プレーオフ争いはだんだん参加者を増やし、 日々順位が変わる状況にある。 残り5週。 実際のところ、 最後の試合までクリーブランド、 ボストン、マイアミ、トロント、、、どこがプレー オフに参加するかわからない状況になりえる可能性 もある。 キャブスとヒートは4月9日、10日に連戦がある。 それによって、早い夏休みをとるか、プレーオフに 進出するかが決まる可能性もある。 ドラマのようにもったいぶらず、このNBAのショーは 毎晩展開されていく。 ☆マクイニス(クリーブランド) 「楽しいよ」 ☆オドム(マイアミ) 「マイアミが出られたら、みんななにをしてくれるん だい?」 クリーブランド、トロント、マイアミが並んでいる。 もしも今プレーオフが始まると、8位はクリーブランド になる。 クリーブランドが同一カンファレンス内21勝。 トロント、マイアミが17勝であるがゆえに。 クリーブランドは今好調でここ10戦7勝している。 ☆サイラスHC 「今、すごい自信を持ってプレーできている」 「上手くまとまっているし、互いを信用している」 「チームになってきているんだ」 マイアミも同様である。 ただ安定感に欠けるが。 マイアミは毎月連敗こそすれど、3連敗にとどめて いる。 なんとか踏ん張って、今の位置にいるといった状況だ。 ☆ブライアン・グラント 「よいやり方ではないのかもしれない」 「時々いい状態になり、集中しはじめ、今の位置に いられるのかもしれない」 マイアミの原動力は、ルーキーのデュウェイン・ウェード 及びシーズン4回のトリプルダブルのラマー・オドムで ある。 キャブスと違い、マイアミにはプレーオフ経験のある 選手がいる。 ずいぶん以前の選手が多いが。 ☆エディー・ジョーンズ 「終盤での負けを減らしていかなくてはいけない」 「勝っているときはそのままで、負けているときは 早急に連敗を止める方法を見つけなくてはいけない」 ☆ブライアン・グラント 「うまくやっていかなくてはいけない」 「連敗する余裕なんてまったくないからね」 最近絶不調のラプターズ、そしてトレード以降急速に 転落しているボストンには、カーター、ピアースといった プレーオフで活躍できる選手がいる。 しかしともにプレーオフで活躍するチャンスすら与えられ ない可能性もある。 ☆オドム 「プレーオフ争いはバスケに似たものだよ」 「一生懸命長い間走り続けた奴が頂点(プレーオフ)に いけるからね」