○苦いホームバック ランドルフは、故郷での試合でフラストレーションを 隠そうとしたが、感情がそう簡単にはさせてくれなか った。 ボールがなかなか回ってこないことへの苛立ちで、 ベンチに向かって2度に渡って吼えた。 前半だけで12点を取る活躍をしたが、後半はフォスター とハリントンのディフェンスの前に自由にプレーできず、 たった4本のシュートに終わった。 ☆ランドルフ 「後半はあまりプレーできなかった」 「なにが起きてるかわからなかった」 「いい位置でボールももらうことができなかった」 「いつもやってるんだからそろそろいい加減うまく やってほしい」 すくなくとも、スタウダマイヤーは彼の意見について 同意していない。 ☆スタウダマイヤー 「終盤にランドルフへみんなボールを回そうとしなか ったとは思わない」 「地元に戻ってきた選手がただみんなの前でいい格好 をしたかっただけだね」 「不満を持っているのは彼だけじゃないよ」 ポートランドは4Qにたった8点に終わった。 特にランドルフは苦しんだ。 終盤、インディアナは彼に対し、上手く対応した。 チームはなるべくランドルフをインサイドにいれない にし、彼がインサイドに入ろうとするのを苦しめた。 ランドルフは4Qに2つのターンノーバーをおかした。 ベースライン近くを好むランドルフにベースラインでは ボールをいれないようにし、インディアナは彼を封じた。 ☆スタウダマイヤー 「ランドルフがボールを持ったとき、相手の方が賢かっ た」 「ランドルフはとにかく素早く動こうとするだけだった」 「フォスターやハリントンといった経験をもった選手に 対しても仕事ができないといけないね」 「彼らは上手くやれる選手だから仕方ないけどね」 ☆ラトリフ 「今日の試合は、一回集中を失ってしまったら、悪い プレーをしはじめる心理戦だったのかもしれないね」 「時々、犠牲を払ってプレーしなくてはいけないとき がある」 「囮役になり、周りの攻撃が円滑になるようにすること も、バスケで勝つために必要である」 「彼はまだ若いし、成長していくだろう」 「彼にはこの問題を自分のために解決する時間があるの だからね」