○ニックスが狙う11人の選手 デトロイトのラシード・ウォレスは間違いなく、 狙っているかもしれない。 しかしダラスのアンタワン・ウォーカーにも興味を 示すかもしれない。 プレーオフに進出できてよかったのだろうか・・? アイザイアは3年ぶりにチームをプレーオフに導いた。 しかし昨年とたった2勝しか違わない。 基本的には、アイザイアがニックスを1、2年でイー ストで戦えるチームに改造しているという意見が多い。 その一方で、クリーブランドやオーランド、フィラデル フィア、トロントといったニックスよりも下位チームが 来年は上昇傾向にあるんではないかという不安もある。 ニックスはどうであろうか? ヒューストンの健康状態には相当な疑問符がつく。 1巡目も有せず、サラリーキャップの余裕もまるで ない。 あるのはただ5ミリオンのミッド枠だけである。 コービーやウォレスにはより多くの金銭が必要に なるだろう。 アイザイアはジェイソン・キッドは別格として、 リーグでもトップに近いPGであるステファン・ マーブリーを獲得した。 必要なのはビックマンである。 アイザイアはロースターを使い、下手な修繕をしつづけ なければならない。 ディケンベ・ムトンボはもちろんのこと、チームで もっとも価値のあるカート・トーマスすらも動かしえる。 アイザイアはシャンドン・アンダーソンやオセラ・ハリ ントンでのトレードもまた行おうとするだろう。 ただエクスパンションドラフトで選手を引き抜かれる 可能性も多いにある。 実際のところ、得点力のあるセンターやPFにおいて 大きな改善が見られれば、ニックスにもしばらくの 間、期待ができるかもしれない。 シーズンが終わり、狙っていると思われる選手をあげて みた。 ○ラシード・ウォレス ボストンのGMダニー・エインジによって、将来の ニックス入りを阻止された形になった。 多くの元チームメートが語るが、もしもアトランタに 残ることになっていれば、ウォレスはニックスの 5ミリオンの提示を受け入れただろうと。 いまのウォレスはデトロイトからの再契約の提示を 受け入れるだろう。 ○コービー・ブライアント NBAの中でトップFAであり、最高のウィングといえる だろう。 たとえヒューストンの状態がよく、普通の契約であったと しても、コービーとヒューストンのサインアンドトレードに 応じるほどクレイジーではないだろう。 ○アントワン・ウォーカー ダラスは、カンファレンスファイナルへ進出できないのならば チームのロースターを再編成する用意ができている。 去年、スプリーウェルとのトレードの話もあがったが、ボストン が興味をなくしていった。 彼にはマーブリーの負担を減らすことのできる力がある。 ただウォーカーの自己中っぷりは、コーチやチームメートの不満 を募らせる傾向にある。 3Pをたくさん打つ理由を尋ねられ、「4Pシュートがないからさ」 というような人間である。 ○クリス・ウェバー サクラメントはもしもファイナルにいけないようであれば、チーム を若干入れ替えする可能性が考えられる。 3週間前、ウェバーはアルコアリーナでブーイングをくらい、ウェバー が移籍を望む可能性をしめした。 ウェバーはたぶん動かないだろうが、やってみる価値はある。 ○アントウン・ジェイミソン 今年度の6マンオブザイヤーはニックスではスターターであり、そして 最高のローポストプレーヤーであろう。 彼かウォーカーがニックスに入るだろう。 ○マーカス・キャンビー 面白い存在である。 デンバーでとうとうFAである。 彼はアイザイアが好む身体能力のあるビックマンであり、彼に ミッドレベル枠でオファーも出せる。 しかし思い出してほしいが、トロントでキャンビーをドラフト したのはアイザイアであったが、キャンビーの性格に疑問符を 投げかけたのはジェームズ・ドーランである。 ○エリック・ダンピアー 夏にもトレードデットラインにも彼を獲得するという噂すら なかった。 ○シャリーフ・アブドゥール・ラヒム 勝てるチームにいたこともないし、身体能力が高い選手でもない。 しかし価値ある選手である。 アイザイアは彼を第一には考えないだろうが、どうしようもなく なったときに彼に触手を伸ばすだろう。 ○ジャマール・クロフォード レイデン時代からずっとニックスが追い続けている選手ともいえる。 ヒューストンの膝に問題がある以上、彼を再び追い続けるだろう。 ○トレーシー・マグレイディー ○アル・ハリントン アイザイアはジャーメインを好んでいるが、ハリントンに触手を 伸ばすだろう。 ローポストで存在感を示せる新進気鋭のスターである。 しかしながら、もちろんのことバードとアイザイアが話し合いをする という想像はしがたいとこであるが。