○ハリス、NBAへアーリーエントリー デヴィン・ハリスは水曜日の朝にアーリーエントリー を表明した。 アーリーエントリーを表明したが、エージェントとは 契約せずに、プロへ進むか大学でのプレーを続けるか を考える。 午前4時まで悩みに悩み、7時間前に決断し、発表 した。 ☆ハリス 「何週間も考えた」 「その間、とどまろうと思ったり、NBAへ行こうと 思ったりの繰り返しだった」 「だから昨日の夜は特に辛かった」 「寝たのは朝の6時15分」 「人生の困難な決断だったと思う」 「いまでもまだきっぱりと決めきれない」 ハリスの決断は驚くべきことではない。 彼はオールアメリカンセカンドチームであり、ビック テンプレーヤーオブイヤーにも選ばれた。 予想において、ハリスはコネチカット大学のベン・ゴーデンや ショーン・リヴィングストンらとともにトップPGの1人とし て考えられている。 ハリスはドラフトまでの数週間、家族、クラブのコー チとどうするかについて再度話しあうつもりである。 今回アーリーエントリーを宣言したことで、各チームの 練習に参加したり、GMと直接話す機会を得ることに なる。 ☆ジュリー・ハリス(兄) 「今回の宣言で彼は直接色々な話を聞いて、直接の 正しい情報を得ることができる」 「それから決めればいいことだと思う」 デヴィン・ハリスはシカゴで6月8−11日に行われる プレドラフトキャンプにも参加できるが、1巡目指名 候補である選手は通常参加しないことが多い。 ハリスは来週の試験終了後までプレドラフトキャンプ に参加するかどうかを決定しないという。 ハリスは1年残ることで現在のロッタリー(14位指名 圏内)クラスからさらに評価があがるかどうかを考慮 してドラフトに参加するか決めるだろう。 決断は6月17日までに行えばよいことである。 ハリスにとって、とてもタレントの多いウィスコンシン 大学の存在が彼の決断を鈍らせてもいる。 ハリスはチームのエース的存在で、ウィスコンシン大学 自体も全米トップ10を期待できるレベルにある。 彼はそれゆえに代理人と契約できなかったとも話して いる。 財政的見地から見れば、より状況を把握できる。 もしハリスがロッタリーでドラフトされれば、たとえ 14位であっても最大3年に渡り4,8ミリオンから 7,3ミリオンの保証契約を受け取ることができる。 さらに高ければ、年俸は2倍になる可能性もある。 しかし一方でウィスコンシンはハリスの離脱により、 選手を見出さなくてはいけなくなる。 とはいうものの、ボー・ライアンHCはハリスの エントリーを評価している。 ☆ライアン 「決して自己中なんかじゃない」 「みんな彼と同じ感情を抱くものさ」 「彼にはそうする必要がある」 「チームにとっての痛手は決して問題なことじゃないよ」