○レイカースはシャックのトレードでよくなるはず もしレイカースがオドムとシャックをトレード したのであれば、マイアミはいいトレードを したというだろう。 しかしそんなにでもないと思う。 笑うかもしれない。 過去のシーズンを見てみると、オドムは1試合あたりの平均で マリオンやヤオミンよりもリバウンドを取り、フランシスやス プリーウェルよりも得点をとり、ダークノヴィツキーを越える 6試合でダブルダブルを達成している。 もちろんオドムのプレーがシャックのしたことに 及ばないことは理解している。 しかしみんなが思っている以上に近いことを している。 シャックは1試合あたりの平均21,5点をあげ ており、オドムは17点。 オドムは17点、リバウンドではシャック11、5 オドム9.7。 アシストではオドムの方が4.1でシャックの3 を上回る。 シャックは32歳。 これから成績は落ちていくだろう。 オドムは24歳で、これからエリートへの道を進もうとする選手である。 笑えなくなってきた人がいると思う。 シャックは今まで完成されたチームの中でやって きた。 オドムは5勝15敗と悪いスタートを切ったマイ アミをプレーオフに導き、セミファイナルまで 出場させ、さらにインディアナから2勝を奪う チームを率いてきた1人である。 ウェイドが怪我で4分の1の試合を欠場したが、 オドムがマイアミをひっぱり、さらにマイアミで 9年ぶりにトリプルダブルを達成した。 それにブライアン・グラントを加えれば、すでに レイカースは成績の上では元をとったといえる。 グラントはNBAで最も効率的でタフな選手の 1人であるし、ポストでの優れたディフェンスを供給してくれる。 さらに15点9リバウンドを重ね、シャーロット を撃沈したキャロン・バトラーも含まれるので あるのならば、それは既にトレードとしては 不均整ではないだろうか? さらに1巡目までもらえる。 横領の域を越えて、カージャックに近いものが ある。 マイアミは人類史上最も有名なアスリートを得る ことができた。 シャックはNBAにおいて、偉大な選手である し、まだ優れたトップ選手の1人であると思う。 彼はマイアミをイーストで最も魅惑的なチームに 変化させ、そして多くのチーム恐れさせている。 しかし一方で彼の素早さはかつてのものとは比較 にならない。 ルーズボールを取ることも少なくなった。 ファイナルではデトロイトの高さに封じられる ケースも増え、衰えを感じさせる。 ビックマンはシャックぐらいの年齢になると、 急激にスピードなどが衰えだすことがある。 幸運にも新人トップ3のウェイドがいる。 マイアミが強くなるかどうかはともかくとして 見る方には楽しい試合になるだろう。 しかしより重要な組み合わせはレイカーズである。 コービーはレイカースに残るだろうし、ラマー オドムはジョーダンとともにプレーしたスコッ ティー・ピペンになりえる存在である。