○メールマンのリングはサンアントニオ行き? もしマローンの膝が治癒すれば、もう1シーズンのプレ ーを考慮しているだろう。 彼の一番の目標であるNBAチャンピオンを目指すので あれば、サンアントニオが彼の新しいプレー場所になる だろう。 サンアントニオはメールマンがいなくとも、紙の上では 最高のチームである。 デトロイトやミネソタ、インディアナといったチーム、 さらにサクラメント、マイアミ、ユタ、もしかすると ダラスも優勝戦線に絡む強さを誇る。 メールマンはいつも挑戦を楽しむ人間なので、もしか すると、彼が入ることで強くなるチームへの加入を 希望するかもしれない。 とにもかくにもマローンの膝の状態は「疑問」である。 もし1月頃に復帰し、かつてのプレーを出せれば、 彼はシーズンのタイトル争いに大きな影響を及ぼす 可能性を秘めている。 色々なチームに加入したとき等を想定してみよう。 ☆サンアントニオ このチームの内部事情は知らないが、サンアントニオが 私の中で、マローンの目的地であるだろう。 すでに際立ったチームであるが、彼はチームにフィット するだろうし、 昨年、ダンカン、ネステロビッチ、オーリー、そして ボーエンでPF・Cをまわしており、さらにマリック ローズを使用したりもした。 メイルマンは25分ぐらいなら素晴らしいプレーを してくれる。 去年ダンカンが苦しめられたミネソタから彼をキープ することもできるし、ガーネットにつけることもで きるだろう。 ☆ミネソタ 次に候補として挙げられる。 去年PF・Cを多くの選手で時間をまわしていた。 (オロワキャンディー・マドセン、ジョンソン、ミラー) レギュラーシーズンはそのツギハギでなんとかなった が、プレーオフで痛い目にあった。 マローンはインサイドの強化に役立つだろう。 ただしキャセールが去年1年のツケが出て、倒れている など問題は多い。 ミネソタはサンアントニオ以上に彼を欲している。 初のタイトルに必要な存在であろう。 ☆マイアミ シャックとマローンは昨シーズン公私ともに仲が よかった。 マイアミにとってマローンの獲得はデトロイト、イン ディアナへの大きな武器になるだろう。 マローンはシャックの側で20分プレーさせてもいい し、シャックのリザーブとして12分ぐらいプレー させてもいいだろう。 ウェイドやシャックにマークが集まる分、負担も 少ない可能性がある。 マローンの状態がよければ、マイアミはいい場所に なりうる。 デトロイトのインサイド封じ、そしてダンカン封じと いった役割をこなせれば、彼はチームのスターと なるだろう。 ☆レイカース 「彼も家族もLAでの生活に慣れている。 ディバッツとのコンビも興味深い。 ただレイカーズがなんとかトップクラスのPGを獲得 できない限り、チャンピオンになるのは難しそうだ。 ☆ダラスもしくはヒューストン まったく考えてないだろう。 ☆ユタ 人は「どの面ひっさげて帰ってきたんだ」という だろう。 ただ層の厚いフロントコート陣にさらなるインパクト を与えられる気がする。 もしかすると、ユタでリングを取るといったことも 起こしえるかもしれない。 とりあえず、マローンはすぐに契約は結ばないだろう。 各チームの状況を見て決めるかもしれない。 もしキャセールが絶望になると、ミネソタは候補から 消え、トニー・パーカーが膝を壊せば、サンアントニオ が候補から消えるだろう。