○ダイヤの原石 6−10のジャレッド・ジェファリーズの最大の長所は万能な ことである。 体重220LBSがインサイドでどれだけやれるかという疑問を 残すが、彼の多才さ、そしてクレバーさは誰も異論がない。 彼の守備、そしてリバウンド能力はやや評価が低い。 たしかにジェファリーズはチャンピオンシップで不調だったが、 NBA候補生のそろうデューク大学相手に24点15Rと活躍 した。 さらにイリノイやオクラホマ、ミシガンといった強力でフィジカル なチーム相手にしたときの成績が優れている。 6−10でジェファリーズのようなプレーができる人間は ほとんどいない。 よく走るし、周りも良く見えている。 インサイドアウトサイドで得点が取れ、ボールハンドリングもよく ドライブもできる。 ジェファリーズのコート認識、そしてゲーム理解度はNBAが 見落としがちな能力である。 彼がシュートタッチをよりよくし、ウェイトをつければ、 ロッタリービックで当然のごとく獲得されるだろう。 体重高さで選手を考えるならば、キース・バンホーンである。 バンホーンも6−10で220LBS。 バンホーンの方がより洗練されたシューターであるが、若い ジェファリーズの方が未完成の選手である。 さらにジェファリーズのやる気といったものは、学習曲線を より鋭いものにするかもしれない。 力強ささえ加えれば、予想よりも高い順位で獲得される可能性 を持った選手である。 今年の新人王ガソルも、ジェファリーズより2インチ高く若干 高いだけだが、シーズンを通して勝つY買うした。 ガソルはジェファリーズよりもシュート力が高く、堅実な得点 でプレータイムを獲得した。 ジェファリーズをドラフトするチームによるが、ガソルのように 仕事を学ぶ時間は与えられないかもしれない。 メンフィスは若いチームによる再建という名目があった。 勝利数が関係ないチーム状況がコンスタントなプレータイムに つながった。 どうようにジェファリーズにもプレータイムが与えられるかは 不明である。 ジェファリーズはバスケが盛んなインディアナで育った。 各チームで優勝し、彼はNBAドラフトに参加する。 11位から16位の評価が多いがトップ10で獲得するというチーム もいるぐらいだ。 彼は攻守で貢献できる能力があると思われる。 シカゴのプレドラフトワークアウトでその能力を示すかもしれない。 誰もわからないが、もしかすると今年のダイヤの原石の1人かも しれない。