○ジョンソン&ジョンソンがサンズの病気を治す 1988年、フェニックスはクリーブランドから若い プレイメイカーを獲得した。 その名はケヴィン・ジョンソン。 すぐに頭角を現し、ファンから愛され、フランチャイズ の最盛期を演出した。 しかしそんなチームも低迷し、いまやパシフィック ディヴィジョンでクリッパーズに1ゲーム半をつけて 上にいるだけである。 あのクリッパーズに・・・ フェニックスはこの状況から、再度ジョンソンの力を かりて脱出しようとしている。 ファーストネームこそ違えど。 ステファン・マーブリー、ショーン・マリオンに 期待がかかるが、新たなファンの希望の星、ジョー ジョンソンを獲得した。 さらに新しくフランク・ジョンソンHCの元で、 プレーオフ進出チームへの改革がはじまっている。 去年のドラフトで10位指名でボストンに加入した ジョンソンは20歳。 6フィート7インチでガードとフォワードをこなせる。 サンズでは堅実なスコアラー、そして守備面で期待が 大きい。 身体能力が高く、若くて再建を目指すチームにはうって つけの人材である。 CEOジェリー・コランジェロは彼の獲得に興奮して いる。 ☆コランジェロ 「Jジョンソンは素晴らしいサイズを持っており、守備 もでき、得点もできる。」 「まだ20歳だし、上積みも期待できる。」 「色々できる若手を獲得できて興奮しているよ」 「チームは若い選手が中心である」 「もう年寄りチームではない」 そんな若い選手達をひっぱるのが、「4Q男」の異名を 持つフランク・ジョンソンである。 1993年には選手としてサンズをファイナルまで 導いた。 過去3年ACとして頑張り、とうとうHCになった。 ☆コランジェロ 「フランクは色々な決断が要求される」 「彼がなにを考えているかわからないが、チームを 動かすだけの時間は十分に与えたつもりだ」 Fジョンソンはタレントがそろい、それを上手くまとめる 必要があることは理解している。 プレーオフ進出チームにするのは簡単ではない。 ウェストには多くの強豪がいる。 2人のジョンソンの獲得、そしてすくなくとも2つの 1巡目ピック、さらにマーブリー、マリオン、サカリデ ィスといった選手により、サンズをエキサイティングな チームに変えてくれるだろう。