○ビックマンの回顧展 ヒューストンは本当に高く細い中国人のセンターを獲得した。 まだ彼が本当にやれるかどうかはなにも証明されていない。 私たちは過去を見ることで彼の将来を予想してみようと思う。 ☆ゲオルゲ・ミュアサン・7−7 もしかすると、唯一の成功者かもしれない。 ワシントン・ブレッツで、ウェバーとハワードらとともに 怪我がちだったが、平均12点をあげ、さらにシャックと 相対するときもなかなかの貢献をしていたと思う。 ただ信じられないサラリーと技術の無さが彼の評価を落としめ ていた。 ☆マーク・イートン・7−4 ユタの山男はでかかった。 ただ得点力は平均6点とあまりなく、平均5BS以上のブロック バカといえる。 カール・マローンやストックトンといった若い有望な選手の側で プレーしていたが、彼は支配的なセンターになることはなかった。 ☆ショーン・ブラッドリー・7−6 身体の線も細いままで能力不足のままだった。 得点は平均9点。 シャックのような存在には全くなれなかった。 ブラッドリーはショットブロッカーであったが、あまりに身体が 細く、インサイドで力負けするケースが多かった。 ☆ラルフ・サンプソン このリストに所属しないかもしれない。 7−4で230ポンド。 しかし平均20点近くで、ヒューストンの一つの時代を作った。 80年代のベストビックマンの1人でありうる存在だ。 ☆マヌーテ・ボル マヌーテ・ボルとマグジー・ボグスは最もミスマッチなコンビ だった。 ボルも例を見ず、身長が高いだけでやせた技術のない選手で あった。 基本が出来ていないのでオフェンス面ではまるで期待できない 存在だった。 ======== そこから見ると、ヤオはそれらの選手に欠けていた堅実な技術と いうものがある。 インサイドアウトサイドでの能力は経験不足と身体の弱さを 補うものになるかもしれない。 失敗組とは違い、リック・スミッツ、アルビダス・サボニスの ようになることを祈る。