○うまく順応せよ。 ナイキとコカコーラ社と巨額の契約こそ結べど、レブロン・ジェイ ムスは一般的なルーキーと同じである。 彼とチームメートのマイルズはよくジョークを言い合い、周りの みんなを楽しませている。 より重要なのは同じルーキーのジェイソン・カポーノと同様に いつも練習にドーナッツをもっていかなくてはいけない。 ☆デサガナ・ディオプ 「(新人たちは)みんなそうしてきたからね」 「順位なんてなんにも関係ないのさ」 コーチそして他の人間も彼の態度、パス能力、やる気などに 大きな期待をよせている。 ☆サイラスHC 「彼はみんなに笑いを作ることができる」 「非常に個性的で好感の持てる少年だよ」 サイラスは、ジェイムスを他の選手同様に扱う。 ☆サイラス 「いいプレーをすれば賞賛するし、そうでなければ、しかる」 レブロンはだんだんとリーダーシップの役割を得ようとしている。 じきにそうなる日がするだろう。 ☆サイラス 「みんな彼がやれるということがわかってきている」 「みんな彼の能力に自身を持っているし、信用しつつあるんだ」 ジェイムス自身もクリーブランドでのプレーを楽しんでいる。 ☆ジェイムス 「チームメートは俺を受け入れてくれているよ」 「とても楽しい」 「試合も楽しいけど、仲間と一生懸命争うのだって本当に楽しい よ」 メディアがスターの一挙手一投足を見る中、チームはいきなり 0−4スタートだった。 早くも問題が浮き彫りになった。 リッキーデイビスとジェイムスの関係だ。 デイビスはなにもないというが。 ☆デイビス 「周りがどんな推測をしているかはわかっている」 「でもなんの問題もない」 「互いによりよくなろうと一生懸命やっている」 「なにもないよ」 「いま0−4と不調なだけさ」 「それ以外なにもない」 実際、デイビスは自分とジェイムスが共通のリーダーだと思って いる。 ☆デイビス 「俺はジェイムスと俺でコービーとシャックのように強力な 得点源になると思っている」 「2人がよくなれば、どんどん点は取れるはずだ」 マイルズもそれについてはないという。 ☆マイルズ 「リーダーはデイビスさ」 「イルガウスカスもリーダーの1人だが、俺はリッキーが チームリーダーだと思う」 「デイビスはレブロンに色々なことを教えている」 それはさておき、レブロンのプレーっぷりは評価されている。 ☆ミーム 「彼は完璧な試合能力を持っている」 「特にパス能力には秀でたものを感じる」 「状況判断力に優れ、パスを楽しんでいる」 「得点するのと同様に周りを上手く生かすのを楽しんでいるよう な気がするね」 「ロッカールームでも彼は非常にみんなを笑わせてくれる」 「彼とマイルズは本当に楽しい」 ☆ケヴィン・オリー 「彼は生まれながらのリーダーであり、闘争者であり、あらゆる レベルでの勝者でもある」 「きっとクリーブランドも勝者に変えてくれるだろう」 そしてオリーは連敗の中でもこのルーキーの存在の重要性を コメントする。 ☆オリー 「ダリウスと彼はジョークが上手い」 「こんなときでもみんなを和ましてくれる」 「彼らがポジティブでい続けてくれる限り、みんながネガティブ になることはないよ」