○もっと上へ 先週の開幕戦の夜、ジェイソン・リチャードソンはいなかった。 彼はオークランドの施設で3Pの練習をしていた。 3試合のサスペンションが原因だった。 彼は自分が出ないことでみんなをがっかりさせていると感じて いる。 ☆リチャードソン 「本当に辛いよね」 「特に開幕戦だしさ」 「そこに居たかったけど、俺が犯したミスだし、再びそれを していけないということはわかってる」 「だから俺は練習コートにいて、遅くまで練習していたんだ」 「俺はとにかく走って、たくさんシュートを打って、多くの 練習をこなした」 リチャードソンの3試合のサスペンションはNBA事務局から 10がつ22日に通達された。 今年の8月に元ガールフレンドでリチャードソンの娘の母でもある 女性にドメスティックバイオレンスの有罪判決を受けたからで ある。 裁判の前にリチャードソンはこういっていた。 ☆リチャードソン 「再び法廷に現れることがないようにしたい」 「過ちをおかした」 「私は決して暴力的な人間ではない」 「やってしまったことを後悔している」 それにより、ゴールデンステイトは1勝2敗スタートという 状況になった。 3試合の欠場、そして3試合の給料を失うことだけでなく、 リチャードソンの輝かしきイメージにも傷がついた。 彼はけっして同様の過ちを犯さないという。 ☆リチャードソン 「今回のことを深く反省している」 「俺はNBAに課されたペナルティーを深く受け止めている」 「これから家族の問題にも真剣に取り組んでいく」 そしてみそぎが終わり、リチャードソンはゴールデンステイトの 03・04シーズンを楽しみに思っている。 ☆リチャードソン 「一生懸命やって、コーチ陣が望むプレーをしたい」 「俺は新しい選手達とプレーのを楽しみにしている」 この新しい選手達というのはゴールデンステイト的に意味がある。 リチャードソンは3年目の選手であり、いまやゴールデンステイト のエース的存在である。 しかしゴールデンステイトに彼より長く在籍しているのは、アド ナル・フォイルとエリック・ダンピアーしかいないのだ。 昨シーズン、38勝。 ゴールデンステイトはこの夏変革を行った。 チームのトップスコアラー、ジェイミソン、アリーナス、 ボイキンス、スーラーを放出した。 多くの変更があったが、リチャードソンは新しいチームが昨年 以上の勝利数をあげられると感じている。 ☆リチャードソン 「こういった動きに好感を持っている」 「重要なカギは、他のチームで勝利経験を持ち、このチームを 勝たせたいという選手がいることである」 「俺はここに留まって、がんばるつもりである」 素晴らしいジャンプ力とシュート能力を兼ね備えたリチャード ソンも自分自身ブレイクアウトを期待している。 彼の得点は昨シーズンより1点ばかりあがり、3Pの成功数は 82本から123本に増えている。 ☆リチャードソン 「今年はもう一段階上にいきたい」 「夏の間に一生懸命やったし、ボールハンドリング、シュート にも力をいれた」 昨年、アリーナスとリチャードソンのコンビは、もっとも エキサイティングな2人であったが、アリーナスはFAで 移籍した。 アリーナスを残留させる意思はあったが、両者の意見は一致せず、 ワシントンに移籍した。 ☆リチャードソン 「アリーナスと一緒にプレーしていたけど、彼を残す十分な サラリーキャップがなかった」 「アリーナスは素晴らしい選手だったが、彼も自分の生活のために ワシントンを選択した」 「正直、俺はチームが彼を留めておいてくれると信じていたんだ けどね」 また少し立てば、NBAスラムダンクコンテストがやってくる。 リチャードソンは試合に出ることなく、他の面子にこのタイトル を明渡すつもりはないとコメントしている。 彼は史上初のダンクコンテスト3連覇に挑む。 ☆リチャードソン 「もちろん出るよ」 「史上初の3連覇選手になりたいんだ」 「俺はもう新しいダンクをすでに考えているし、新しいライバルに も負けるつもりはないよ」