○コーチをするために生まれた ダラスはプレーオフ1stラウンド、第5戦を戦おうとして いる。 そのシリーズは4試合で終わらせなくてはならなかった。 そのことはエイブリー・ジョンソンが誰よりも理解している。 彼だけがこのチームでチャンピオンシップを獲得していたから。 HCドン・ネルソンはこういう。 ☆ネルソンHC 「彼は若手に対していい目を持っている」 「半分選手で、半分コーチってとこだね」 2年連続、ネルソンはプレーオフのロースターにジョンソンを いれるかどうかの決断に迫られた。 ダラスはエヴァン・イッシュマイヤーの大きな身体が必要で あったから、ジョンソンは切られた。 しかし彼は練習相手として貢献した。 すべてのコーチングセッションに参加し、色々コメントをいれたり もした。 ジョンソンはダラスの選手から尊敬を集める。 彼はサンアントニオで1999年に優勝しており、今年は6フィ ート未満の選手で始めてNBA1000試合出場を果たした。 ☆フィンリー 「彼がリングを持っている唯一の選手なんだ」 「だから彼がいうことは、本当に意味があることなんだ」 「彼は真のベテラン選手であり、チームのリーダーの1人でも あるんだ」 南部の大学からドラフト外でNBAに入ったジョンソンもすでに 15シーズン目の38歳である。 噂ではトロントのコーチ職やダラスのコーチ職が噂されている。 ジョンソンは選手としての業績も誇りに思っているし、コーチと してよりやれることを期待している。 物を尋ねると、彼は少し考え、話した。 ☆ジョンソン 「運命的にも、俺はサンアントニオでプレーした」 「俺はグレグ・ポポビッチの下でプレーすることで色々なことを 見ることができた」 「そして俺はさらにプレーもしているので、より選手の観点からも 物事を見ることができるんだ」 ジョンソンはダラスともう1年契約が残っている。 彼自身、もう2年リーグでプレーしたい意向があるが、既に 非公式にコーチのオファーがあることも認めた。 ☆ジョンソン 「感謝したいよね」 「そういった位置に俺を見てくれる人がいるんだから」 「時間をとってどうするか考えたい」 「ただまだプレーしたいと思ってる」 しかし、今はとにかくダラスがプレーオフ2ラウンドへいくことを 助けることを希望している。 ☆ジョンソン 「彼らは過去3年のプレーオフで経験を積んでいる」 「やるべきことは同じ過ちを犯さないことなんだ」 ジョンソンはチームメートをできる限りの方法で動機づける。 ☆ジョンソン 「選手としてと、コーチの1人としてのことをしてるよ」 「それが俺の仕事だからね」 「チームのためになにかしたい」 「俺は3番目のPGであるが、ナッシュやバンエクセルの師匠 としてやれることがある」 「プレーを通してオフェンスをどう動かすのかを示すことも できるし、コーチとともに色々話をすることもできる」 「自分がやれることが好きだし、まだなにか一つのことに専念 したくないんだ」