○レブロンだけではない マクドナルドオールアメリカンゲームを見た多くのスカウトや コーチがレブロン・ジェイムスはNBAでやれると見解を一致 させる中、他の選手も大学に行かず、NBAにいく夢を持っている。 この試合の西部チームを率いたゲイリー・エルンストは、NBAに 問題なくいけるのはレブロンだけだと見ている。 ☆エルンスト 「みんな大学にいく必要があると思う」 「いいトレーニング、そして若干の強化を大学ですることが非常に 貴重なものであると思っている」 ここに、期待できる選手をあげてみた。 ○チャーリー・ヴィラニュエヴァ 6−10・SF レブロン以外では、ヴィラニュエヴァがたぶん身体能力、NBA レベルの身体という点で一番印象を残しただろう。 17分で17得点(ほとんどがレブロンからのアシストによるダンク)と5R。 やや基礎に欠けるが、観衆をひきつけるパワーダンクなどがある。 ☆ロン・ヘクリンスキー(イーストコーチ) 「ヴィラニュエヴァは本当に能力がある」 「素晴らしい体、長い腕、そして本当によく走る」 「彼はきっと素晴らしい大学選手になれるはずだ」 ヴィラネヴァもまた彼のパフォーマンスに喜びを感じている。 ☆ヴィラネヴァ 「俺はとにかく頑張って走り続け、レブロンが俺にパスを出しつづ けてくれた」 「とにかく頑張って、チームとしてプレーしたことを強調したいね」 「1対1とかでなく、チームとしてプレーした結果さ」 彼はダンク後のダンスの名前を決めてないという。 ☆ヴィラネヴァ 「興奮してた」 「一旦ボールが渡れば、ダンクにいこうと思っている」 「その後はなにがなんだかわからない」 「とにかくダンクができた後は幸せなんだ」 ヴィラネヴァもまたNBAにいくか、大学にいくかは決めていない。 ☆ヴィラネヴァ 「もしプロにいかないのであれば、イリノイ大学にいく」 「だから家族と一緒にどうするかについて決めるつもりだ」 「NBAは夢であったし、あきらめたくない」 「もし1巡目でいけるというならば、いきたい」 「大学にいくことは悪いことだと思わない」 「大学にいって、在学中に経験を積むのもいいことだと思う」 ○ジェイムス・ラング 6−10・C ラングはその試合で15点10Rとなかなかの成績を収めた。 まだ進路も決めていないが、大学にいくことになるだろう。 300ポンド以上の体重で、より筋肉質にする必要がある。 数チームが彼に興味を示すかもしれないが、危険を冒す必要が でてくるだろう。 ☆ヘクリンスキー 「問題なく、彼は大学に行き、フィジカル面の発展が必要になる」 「しかし本当に、本当に能力がある子供だ」 「きっと素晴らしい選手になるだろう」 ○レオン・ポウ 6−8・SF 23分で15点12R。 負けたウェストチームの中で奮起した。 ☆ポウ 「みんなが代表選手でボールをもらうのに慣れていたから、やや 荒いプレーが目立ったね」 「まぁいい経験だったし、楽しかったよ」 ポウはドラフトにいかず、カルフォルニア大学にいくという。 ☆ポウ 「もうちょっと経験が必要だろ」 エルンストはポウが大学にいくことをいいことだと感じている。 ☆エルンスト 「彼はたぶんもう少し外からのプレーを練習する必要がある」 「彼はカルフォルニアのプログラムをこなすことで、より強い 子供になるだろう」 「彼は膝の状態がよくなかったが、普段は爆発的なパワーを 秘めた選手である」 ○クリス・ハンフリーズ 6−9・PF ハンプリーズはアーリーエントリーしないといっており、デューク 大学にいくつもりだ。 ☆ハンフリーズ 「バスケについて学びたい」 「コーチKから学ぶなんてチャンスを得られるなんて特別なこと だからね」 「それを生かしていきたい」 ハンフリーズはウェストの中でトップレベルの能力を示した。 23分で16点5R。 ただターンノーバー6だったが。 ☆ハンフリーズ 「1つの試合でこれだけ多くのタレントとプレーできたのは 素晴らしい経験だね」 「とにかく試合に出て、色々プレーしたかった」 「勝ち負けはともかくなんとかできることをしようとした」 「一生忘れることのないだろう素晴らしい経験だったよ」 ハンフリーズもまたエルンストのお気に入りである。 ☆エルンスト 「彼は強靭な闘争者であるし、よくコーチングされている」 『彼はヘルプディフェンスに必要なものなどを理解している」 「シュートもできるし、アグレッシブだ」 「本当に好感が持てる」 「デューク大学では、キャラクターと能力で、チームにフィット できるだろう」 ○デュディ・エビィ 6−9・PF 25分11点5R2BS 後半の序盤にいい動きを見せた。 しかしやや身体の線が細く、大学に行きそうだ。 ☆エルンスト 「デュディはまだ経験不足である」 「アリゾナ大学のプログラムにおいて、ウェイトアップがメインに なるだろう」 「素晴らしい選手になる可能性がある」 「練習ほどいいプレーができなかったが、走れるし、飛べるし、 シュートも打てるいい選手だよ」 ○ケンドリック・パーキンス 6−10・C 12分で6点6R2BS。 肩を痛めて、後半は欠場した。 彼はNBAでやれる身体を持っており、ラングよりもシェイプされ た選手であり、なかなかの動きを見せた。 エルンストはパーキンスの退場がチームの西部チームのダメージに なったであろうという。 ☆エルンスト 「彼はタフで力強い選手である」 「きっと大型選手になるだろう」