導入部だけ書いてみるテスト

40氏



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「子供欲しいわね〜」
 シェードの刻になったばかり、とりあえず泊まった安宿であまり美味しい
とはいえないスープをかき混ぜながらアンジェラはほう…とため息をついた。
「何言ってるんでちか。そんな事言う以前に相手がいなくちゃどうにもなら
んでち」
 アンジェラの唐突な言葉に冷静に突っ込みを入れるシャルロット。
 大方町の子供たちでも見ていたのだろう、その露出度の高い派手な格好に
似合わず、意外と子供好きなのである。
「なによー。」
「まあ、アンジェラしゃんはフェアリーの宿主になっちゃいまちたからねえ。
世界が平和になるまで恋人なんか作るヒマなんて無いでち。」
「…ナマイキ」
 その突っ込みにむっとしたアンジェラはシャルロットのおかずをひとつ、
つまんで食べた。
「あーっ!シャルロットのウィンナー!」
 ムキー!とばかりに大声を上げる。アンジェラは片耳を指でふさいで何事
も無かったかのように食事を再開した。シャルロットがアンジェラの分の
トリ肉をお返しとばかりに奪ったが、元々少食なアンジェラは別に気にも
止めなかった。
 ふとアンジェラは、ひたすらただ食べつづけている目の前の獣人の少年に
目をやった。
「よく食べるわねー…」
 毎度見事な食いっぷりに少々呆れた声を出す。獣人の少年、ケヴィンは
力も人並み以上だが、その食欲も人並み以上である。
「うん、今日もいっぱい戦ったから!」
 ケヴィンは嬉しそうに答える。戦わない日でも良く食べるくせに…とは声
には出さないでおく。



「ああそう。そういえば二人とも――」
 アンジェラが二人に呼びかけると何事かと顔を上げる。そして何の気なし
に浮かんだ疑問を口に乗せた。
「…あんたたちさ。子供の作り方って、知ってんの?」
 その瞬間、シャルロットが思い切りよくスープを吹いた。ケヴィンはきょ
とんとしている。
「ゲホッゲホッ…!いい、いきなり何言い出すんでちか!ゲホッ」
 まだむせてるシャルロットにケヴィンが気遣うようにタオルを渡した。
 アンジェラはニヤニヤとシャルロットを見ている。
「ふーん、その様子じゃシャルロットは知ってるみたいね。」
「オイラも知ってるよ!結婚するとマナの女神様がプレゼントしてくれる。
それで赤ちゃんできる!」
 手を上げる勢いでケヴィンがまくしたてる。今度はアンジェラが笑いを
堪えきれずに吹き出した。
「何!アンタそんな事まだ信じてるの!?」
「ち、ちがうの…?」
 素っ頓狂な声をあげるアンジェラに、ケヴィンは急にシュンとなる。アン
ジェラは面白そうに身を乗り出し、説明しようと口を開きかける。
 しかし、
「アンジェラしゃん、ケヴィンしゃんに変な事教えたら駄目でちよ。」
 ようやく落ち着いたシャルロットがナプキンで口を拭きながら半眼でアン
ジェラをにらみつける。先を読まれたアンジェラはごまかし笑いをしてまた
席に着いた。
「本当はどーやって子供ができる?」
「ケヴィンしゃんはまだ知らなくていいでち!」
 そんなやりとりをする二人を尻目に、アンジェラはとある計画を思いつき、
また面白そうにほくそ笑んだ。

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とかって夜にケヴィン呼び出してエロ突入とか?>39
しばらく来れないので続き思い浮かんだ香具師は書いてくれ。



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