真珠姫

113氏



「お兄様・・・」
はぁ。と小さく溜め息をつきながら先日のことを思い出していた。
真珠姫自身は自覚していないことなのだがかなりの方向音痴の為、ダンジョンへ行っては迷子になるというある意味多忙な日々を繰り返していた。
そして先日もパートナーの瑠璃を置いてふらふらとダンジョンの奥深くまで行ってしまったのだ。
案の定、モンスターと出会ってしまった。
おまけにそのモンスターは真珠姫の足では逃げられるような雑魚モンスターではなく、
ダンジョンのボスと言うに等しい外観と力を備えており、今度こそ死んでしまう…そう覚悟した時にあっさりとモンスターを撃破してしまった非常に強いトトという男性のことを真珠姫は想っていた。
毎日のように瑠璃に守ってもらい、
感謝はしているがそれでも自分の絶体絶命なところを救ってくれたトトは誰よりもカッコ良く、強く、凛々しいものに見えたのであった。
トトのことを想う度に高鳴る胸を抑えきれないのである。
「今頃、お兄様はどうしているかしら・・・?」
気がつけばトトのことばかり考えている自分がいた。
自分もトトのように強くありたいと思う反面、次にトトと出会う時はどうしたら良いのだろうかと考えたり。
色々な思いを胸に思考を巡らせていた。
…というのも、彼女はまた迷子になっているからである。
迷子になり、モンスターに遭遇しないように物陰に隠れていた。
当初はモンスターに殺されたらどうしようなどと不安ばかりであったが、
以前と同じ状況であったことから再びトトが助けにこないだろうかと思っているとこのようなトトのことばかり考える状況になったのであった。
「お兄様とお話したり、触れられるのなら・・・」
真珠姫は表現の出来ない、なんとも言い難い気持ちになる。
そして彼女は自分の置かれている状況が危険だということを半ば忘れていた。
「でも、お兄様に触られるのでも・・・」
トトに触れられてみたいと思う。あの指先で自分に触れてくれるのであれば…
そう考えているうちに真珠姫は段々自分の世界へと入り浸って行く。
「こ、こう・・・かしら」
真珠姫は自然と、自分の豊かな胸をそっと両手で包んだ。
「お兄様の手・・・温かい・・・」
衣服を胸元までずらし、空気中に胸をさらけ出す。
「お兄様にだったら・・・」
胸を強弱つけながら揉む。
まるでトトが目の前にいて、自分の胸を揉んでいるかのように想像しながら。
「あっ・・・お、お兄様・・・」
知らず知らずのうちに真珠姫の口から声が漏れる。
その声は少し大きいがトトのことを考えている彼女はそんなことにすら気付かない。
「あっ、だめ・・・」
胸を揉みながら指先で胸の中心で立っている突起を擦る。
「お兄様・・・っ」
片手で胸を揉みながら、もう一方の手を下半身へと忍ばせる。
スカートを捲り、太股の内側をそっと触りながら下着の中心へと触れる。
「お兄様にだったら・・・私・・・」
下着には既に染みが広がっており、
下着越しであっても濡れていることが容易に分かる。
その染みが出来ている部分を指の腹で自ら焦らすように擦る。
「お兄様ぁ・・・だめ、焦らさないで・・・」
下着の間に指をいれ、
入り口をなぞると指はすぐに濡れてしまう。
ヒクヒクと妖しく蠢いている入り口に指の侵入を拒まない。
「あん・・・あっ、やぁっ・・・」
最初1本しか入っていなかった指がもう1本増え、
2本の指が真珠姫の中で良いところを突く。
「お、お兄様、私・・・気持ち良い・・・」
行為に没頭しすぎて周りの状況を理解していなかったのが真珠姫の行動の仇となることを未だ彼女は気付かない。
「お兄様、もっと・・・もっと触れて・・・っ」
じゅぷじゅぷっ
水気の含んだ音を響かせながら絶え間なく真珠姫はトトを呼ぶ。
最早真珠姫の頭にはそのことしかなかった。
「ん・・・んんっ・・・」
しかし、つんつんと肩に小さな振動が伝わった。
一瞬、自分の世界から真珠姫は現実へと引き戻された。
「・・・?」
びくりと身体を震わせ、恐る恐る振り返った。
現実へ引き戻されるのと同時にようやくここがモンスターの巣であるダンジョンであることを思い出す。
「え・・・あ・・・」
振り向けば異形の者がそこにいた。
今まで瑠璃やトトと色んなダンジョンに行ったが、初めて目にするモンスターだった。たこのように足が何本も有り、粘液のようなものが身を包んでいる。足や手と思われるものが沢山有りすぎて本体が何なのかはよく分からない。
「いや・・・」
今まで自分が自慰に没頭していたことも忘れ、
立ち上がって逃げ出そうとした。
「きゃっ、きゃあ!」
逃げようとしたが、足にそれが絡みつきその場に尻餅をついてしまう。
すぐさま逃げようと立ち上がるが腕や足、腰など様々な場所に絡みつきとてもじゃないが逃げ出せる状況ではなくなってしまう。
「いやっ・・・いや・・・」
身体全体を持ち上げられてもなお、
空中で必死にもがくが柔らかそうなそれは予想以上に強く、非力な真珠姫の力ではとてもじゃないが抜け出すことは出来ない。声を上げてみても自分と目の前のモンスター以外このフロアに気配はない。
「お願い・・・食べないで・・・」
このまま食べられてしまう。ぎゅっと目を瞑ったが、いつまで経ってもモンスターが動く気配はない。恐る恐る目を開くと、
モンスターの手足は先端から透明の粘つきのある液体を出していた。
「な、なに・・・?」
1本の手が真珠姫の身体に先端の液体を擦り付ける。
「いやっ・・・気持ち悪い・・・っ」
粘液のぬるぬるとした触感に真珠姫は嫌悪感を感じたが、
すぐさま触手が曝け出された豊満な乳房に絡みつく。
「あ、あぁっ・・・」
既に立ち上がっている胸の中心に粘液を擦り付けられ、
火照った身体はその刺激に耐えられず真珠姫は声を漏らす。
「んっ、あぁん、だめぇ・・・」
真珠姫の核である白真珠の輝きがいつも以上に眩しい。
先ほどの嫌悪感を忘れ触手の攻めに身体を許していた。
「もっと・・・もっとぉ・・・」
下半身の奥が熱い。胸を弄られるだけでは物足りない。
心なしか腰ががくがくと動かし、足をもじもじとさせる。
指よりももっと大きい気持ちいいもので自分を突いてほしい。
自慰をしていた時よりも気持ちよく、行為に没頭していった。
「くださぁい、もっとくださぃ」
足で触手の1本を挟み、訴えるが触手は胸に絡みつくばかりで下半身の方には伸びていない。
「下に、いれてぇ・・・そこじゃなくてぇ・・・」
股に挟んだ触手を秘部の入り口で擦る。
「あんっ、あぁん!こ、ここにいれてぇ・・・!」
入り口を擦りながら叫びに近い声を上げ、
もはや自分が何なのかさえ真珠姫の頭の中には無い。
上は粘液でとろとろになっており、下は下で自分の愛液で汚れていた。
しかし、上は満足していても肝心の下が我慢の限界であった。
「お願い・・・」
焦らされすぎて真珠姫の目尻に涙が溜まる。
今にも零れそうでいっそ大声で泣いてしまおうかと思った瞬間、1本の触手が伸びてきた。
「あっ・・・」
股を擦るだけかと思いつつ、
どこか中に入れてくれるのではないだろうかという真珠姫の期待を裏切り、
否、思考を凌駕し、ピンと立っている秘部のすぐ上にある小さな突起を転がし始めたのであった。
「あっ、だめ・・・そこはぁ・・・」
突起を弄られる気持ちよさに1度流れるのが止まった愛液が再び太股を伝い、流れ始める。
「やぁっ、あっ、あぁん」
1つの触手が真珠姫の下半身を弄り始めると、
今か今かと胸を弄るのを順番待ちで待っていた空中でウネウネと蠢いている触手が下半身の方へと伸びてきた。
「きゃあ」
空中での体勢を変えられ、
今まで持ち上げられていた身体は地にひれ伏し、お尻だけを上げられた。
「いれ、て・・・」
呟くと1本の触手がぐちゅっと音をたて、
真珠姫の中へとゆっくりと慎重に侵入してきた。
「あっ、ああぁん」
だが入ってきた時点で真珠姫の中はぐちゃぐちゃに濡れていたのだ。



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