タイガービキニ

365 ◆nWGcrqn3AM氏



ダークプリーストの村にて、休息を取ることとなったご一行。
理由は夜を待つということ。ケヴィンが主力のこのPTは夜に最大限に活動できるようにと
毎回毎回昼は休息をとることにしているのである。

こんな辺境で派手にお金を使おうと張り切るアンジェラ。
道具やで消耗品とにらめっこしているご様子。
「さってとー、買い出し買い出しっ。ほらっ、ケヴィンは荷物持ってねっ」
その後ろに……。
「う、うう……」
ぱっくんチョコダース入りケースを5箱+αを持って大弱りなケヴィン。
別に嫌ではないようだが、少しは防御に気を遣ってくれ……と考えているとか居ないとか。

そんななか顔を真っ赤にしたリースが駆けつけてくる。

「み。みなさーん、みてっ、みてください、この装備品!!」
「ん、どうかした?」「え?なにっ?」

しましまもようの……女性用ビキニが……。

「えっと、これ、は?」
その薄い水着の様な物に興味をしめすケヴィン。
「一応、鎧装備……みたいですね」
「……」
もう察したのか、それを見たとたん顔が曇るアンジェラ様。

「どうしたのですか?アンジェラ」
「なんか、アンジェラ、こわい」

「だっ、だって〜〜〜、絶対これ、アタシ用の装備なんでしょ!?」

……他の二人がよく見てみると、値札のタグに「女王様専用」と書いてあったり。

「こうなったら、アンジェラもアマゾネスの一員になってみますか?」
「こーんなだっさい服、絶対着ないからね!!。もうっ」

とゆーわけで、結局一段とアンジェラ様の防御はさがってしまったとさ





「アンジェラ、わがまま、だっちゃ」



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