690氏
「そ、そんなことを言われたのは、は、初めてじゃ」
ランディにルカと呼ばれた女性は頬を赤く染めて答えた。
ランディとルカが居るのは水の神殿の奥にあるルカの自室である。
そして2人はその部屋のベットの上で重なり合っていた。
「じゃあさわるね」
ランディの手が、ルカの秘所へと動く。
「あぁぁ・・・」
ルカは潤いの声、女の声をあげた。
・・・くちゅ・・・・
「ルカ様もエッチなんだから」
ランディの指が、産毛すら生えていないルカの秘所にたどり付いたとき、
そこはすでに液があふれ出ていた。
──2人が重なりあうすこし前
プリムとポポイが用事のためパーティーからはずれ、たまたま1人になったランディは、
久しぶりにルカに顔を合わせるべく水の神殿を尋ねた。
「ふふ、久しぶりにあえるや」
たとえ200歳を超えていてもルカは美しい少女だ。
もちろんランディだって会えるのはうれしい。
顔もにやけ顔になる。
だがルカは不在であった。
ルカが居ないことに落胆したランディが神殿から出ようとしたとき、
「・・・・あ・・・・・・くぁ・・・・・・・・」
「ん?なにか聞こえる」
マナの種子の祭壇、その裏側にある壁から女性の声が聞こえてきたのだ。
ランディは壁へと近づく。
「ああ・・・・・・い・・・・はぁ・・・」
「やっぱり女の人の声だ、壁?ルカ様?」
「んん・・はあぁ・・・くぅ・・」
壁に近づくほどその女性の声が大きくなる。
「やっぱりこの壁から聞こえてくる・・・」
ランディはその壁を不思議に思い、そしてその声の正体を確かめるべく、耳を壁に当ててみた。
「あぁぁぁ、いい、もっと・・もっと・・・」
「こ、この声って・・ル、ルカ様だよね」
ランディも聞こえてくる声がどんなときに口から出るものなのか知っている歳だ。
そのため手に力が入り、壁に体重がかかる。
だがその途端。
「うわっ!」
壁がぐるりと回転し、ランディはそれに巻きこまれる形で、壁の裏の部屋へと入り込んでいった。
「──いてて・・」
ランディは立ち上がり転んでぶつけた膝をさすった。
「ここは、どこだろ・・・こんな所あったんだ」
あたりを見回す。そこは回転扉の向こう、神殿とは違う生活観のあふれる一室。
そう、誰かがここで生活していると思わせる場所だった。
「あぅ、もっと、いい!」
先ほどより、より鮮明に声が聞こえた。
「奥のほうからだ・・・」
億の方に部屋がある、そこが声の発生源のようだ。
ランディは忍び足でその部屋へと近づく。
「ああ、はっ、ああん」
「ごくり・・」
扉は無いのでゆっくりとその部屋の向こうをランディは覗いた。
「も・もうだめじゃ、はぁ、く・・」
「(ルカ様)」
ランディが見たのはベットの上で裸になり、秘所を弄るルサ・ルカだった。
「ラ、ランディぃぃ!ランディぃ!いいよぉ!は、はぅ、イクゥゥ!」
「え?ぼ、ぼく!??」
ランディはびっくりして声をだしてしまった。
了
続きは無い
時間も無い
眠い