エルディ×フィー

295氏



木漏れ日の差す森の中、そこでは互いを求め合う愛事が行われていた。
『じゃあ、今日もいっぱいしてあげるね』
『ああ、頼むよ』
いってフィーは天を衝かんばかりに怒張したエルディのものに口付ける。
その瞬間、ピクンとエルディの体が反応する。

フィーの小さい口ではエルディのものなど到底収まることはない。
しかしそれでも先端を覆うくらいいっぱいに開いた口で丹念に舐め、慰める。
『あぁ、いい、ぞフィー・・・!そうだもっと奥を・・・くっ!』
いってエルディのモノは先ほどよりも少し強く跳ね上がる。
その様子からエルディが感じてくれているんだと、フィーは喜びエルディの要望につぶさに応えていく。
これまでリチアにしてもらったときとはまったく違う、フィーだからこその小さな舌での愛撫。
鈴口の奥を直に刺激されるという、今まで一度も味わった事のない掻痒感がたまらなく心地よい。
そうして徐々に射精感を強めていく。

『いいか、フィー、だすぞっ・・・!』
『うん・・・!いっぱい、だし、て!』
フィーはエルディの亀頭にしがみつき鈴口を覆って迸りを待ち構えた。
そのフィーの動きに合わせるように勢いよく、エルディは自分自身を跳ねさせた。

ドピュリ、ビュク ドクンッ・・・。

『ああ、フィー・・・!フィー・・・!』
エルディは何度も何度も、自分のモノを慰めてくれる彼女の名前を呼んだ。
『んぶ、ん、ぐっ、あは、エルのすご・・・んんっ!』
いつまでも終わりがないかと思えるくらいに快感の続く吐精。
それは見る間にフィーの口腔内を満たしていった。
頑張ったフィーだが彼女の小さな体では限界があった。
迸りの最中に口を離すや顔を、体を、脚を、彼女のすべてを濃い粘りつく白濁が汚していった。

『エルの、おいしい・・・』
エルがまだ呼吸を荒くしているその横でフィーは
口の中と体に付着するエルディの精を舐め取っていく。
『ほどほどにしておけよ、フィー?』
エルディはふぅっと大きく息をつくとそんなフィーを手のひらに乗せ頭を優しく撫でる。
『あん、もう子どもあつかいしないで!』
『はは、だってまだまだ子供だろ?』
エルディの指を振り払うようにぱたぱたと首を振るフィー。
『んもう・・・でもエルディのタネ、生命の源だから。これでわたし大きくなれるかもしれない。』
『・・・? 大きくなれたとしてどうするんだ?』
『うん、エルとおんなじくらいおおきくなれたらね、エルとずぅっと一緒にいられるようになると思うの。』
『フィー・・・。』
とても冗談で言っているのではないことがわかり、エルは複雑そうな顔をする。
『ね、やくそくしてね』
『ああ、そうだな・・・』

『おおきくなれたらいま以上にいっぱいできると思うの!』
『お、おいフィー何言って・・・!』

人間と精霊、いくら求めても結ばれぬ存在の、しかしそんな種族をこえた
やり取りをマナの木は高くから見つめていた。



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