葉隠と夢主のいい風呂の日

「いい風呂の日らしいし、混浴でもすっか」
「文字通り?」
「そりゃあ文字通りだべ。学園生活終わったのに脱衣場で会議はしねーぞ」
「まあそうだよね。でも、いろいろすっ飛ばしてない?」

「つっても裸の付き合いしてる仲だべ? 気兼ねせんで俺の部屋来いって」
「いや……葉隠くんとこのお風呂なら、まず掃除からでしょ。そのまま入るとか絶対嫌だよ」
「そうだった……じゃあオメーの部屋だな!」
「掃除しようよ!!」

「まぁまぁ。逢瀬の時間は短いべ、今日のところはコレで手を打つってことで、なっ?」
「うっ、そう言われると……。押し掛け上手だ……」
「一緒に入れば時短もできて一石二鳥! レッツ風呂だべ!」
「じゃあ……次は掃除してある葉隠くんとこのお風呂にしてくれるなら、いいよ」

「やー……お、俺も、何かと忙しいんだべ……?」
「じゃなかったら、今度は一緒に掃除する日になるね。……次はいつ時間合うかなぁ」
「……あれっ、でも待てよ……。俺が風呂掃除しとけば、二連続混浴確定?」
「あ、気付かれた」

実ノ梨っちー! さては俺のこと好きだな!」
「し、知ってるくせにっ」
「そういう事なら期待に応えんとなっ。乗った! ではいざ行かん、実ノ梨っちの部屋ー!」
「待って引き継ぎは」
「終わったべ」
「え、早っ!」
「さぁ退勤だべー!」

(お疲れ様です第十四支部)
2014年11月26日 23:17:12

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(所属支部名ってネタバレですかね……?)

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