@tos お前、碌な将来こねーぞ。本気にさせたくせに遊びで良ければどうぞ？ふざけやがって。怒りで口付けたのは初めてだ。唇から舌を滑らせ首へ、その中心の固い場所に吸い付いた。俺の心を散々揺さぶっておいて、お前は心を譲らない。俺は、目の前の最低な女の全てが欲しくて堪らないというのに。
2014年06月09日 13:48:14
@tos 傍らで寝息を立て、安心しきった姿を晒す彼女。自分が無防備にさせていると思うと心地がいい。彼女が起きないうちにと、桑田は首筋に唇を這わせた。見える場所に痕をつけて困らせたくなる。口では怒るがちょっとだけ嬉しそうな顔をするから。執着の印にいつ気付くか、密かな楽しみを拵えた。
2014年06月12日 22:42:49
@tos キスだけで蕩けるような女はチョロい。夢中の間にブラホックまで外しとけば、なし崩しで後は喘ぐだけ。隣に腰掛けてんのが運の尽き…いや、期待して来たんだよな？口から離れたら唾液だらけ…胸まで伝ってる跡を唇で追いかけながら女をベッドへ押し倒した。オレの物だろ？好きにしていいよな？
2014年06月19日 02:21:19
@tos 「い、いいか、この制圧せし氷の覇王たる俺様が自ら貴様の前に出向いたのはだな…」言葉を切った田中は、意を決したように彼女の腕を掴んで口付けた。「俺様の行為の意味を考えろ。理解しろ。天も地も真逆になるような出来事が、今お前の目の前で起こったんだ。受け入れるがいい…人の子よ」
2014年06月12日 23:13:27
@tos できました！結果を真っ先に伝えに行くのは勿論彼です。「おーそうか！やったな、めでたいっ」私を引き寄せて額にキスを一つ、康比呂さんはさらに頭を撫でて抱きしめます。こんなに人を好きになる事があったんですね、彼も私も。その幸せが形となって現れる、遠くない未来が待ち遠しいです。
2014年06月13日 19:17:53
@tos 「思い…だしたべ…」虫の息のくせに葉隠は語りかけた。「ずっと……だったんだ」声が掠れて聞き取れない。死んで。早く死んで。あんたの死を見届けたら立ち去るんだから。言わなきゃ逝かないなら聞いてやるから。顔を近づけた刹那、葉隠は身を傾け唇を重ねた。…茫然と、事切れた男を見た。
2014年06月17日 00:58:27
@tos 胸に触れた冷たい右手に、彼女は小さく身を震わせた。緊張が互いを縛り付けてぎこちない。不安げに見上げる瞳は、石丸を劣情と罪悪感の狭間に導く。だが肌けさせておいて引き返すわけにもいくまい。目を固く瞑り彼女の胸に唇を落とした。今夜君は僕のもの――何処かで聞いた詞が頭に響いた。
2014年06月13日 22:18:30
@tos 想う気持ちが涙となって溢れる。情けなくて、すすった洟と一緒に手で強く拭った。泣きながら唇を求めた僕を、君は嘲笑わなかった。少し泣いて微笑んでいた。その温かさ、感触、匂い。抱きしめて分かる。夢ではなかった。己の全てを懸けるべき女性、それが君だ。僕は、君が愛しくて堪らない。
2014年06月16日 22:47:53
@tos 愛を誓った相手は、法を侵す悪女だった。嵌ってしまった自分、そして悪と相入れる事が許されない己の人生が憎い。遠ざけなければならない存在と知っても尚、彼女を求めた。吐息を奪い、甘露を啜り、首筋に歯を立てれば上がる声。いっそこちら側へ堕とせないかとすら考える。今更手放せるか。
2014年06月29日 02:00:28
@tos 「日向さぁん…」眉をハの字にして罪木はか細く鳴いた。罪木の懇願に、俺は弱い。だが抱きつかれソファに押し倒されたのは俺の方で、それで助けを求められても…俺が下でどうしろと。俺の顔を覗き込む罪木の、不揃いの髪が流れ落ちる。一束掬ってキスをした。…来いよ罪木、待ってるから。
@2014年06月17日 00:19:32