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件の発覚と経緯
googleの検索で「クルクート幻想風花」と検索した際に、該当となる青木氏のサイトを発見した事が始まりでした。
35〜40件ほどの項目がHITした中に、その青木氏のサイトが含まれていました。
※当時、他の検索サイトでも引っかかっているのを確認。
ILK&ILIAという名のそのサイトは、フリーゲーム作品の二次創作漫画をメインとしたサイトでした。
「二次創作サイトなのに自分の作品名が引っかかってる、自分のサイトの二次創作でもしてくれているのかな?」という気分で
「自分の作品があるなら挨拶するのも道理でしょ」という感覚でそのサイトを見て回りました。
しかしどこを見てもそういうページや、自分の作品を扱った二次創作は見当たらず。
「なんでこれで検索に引っかかったのかねぇ?」と疑問に思い、あちこちのリンクを探ってみると…
無断配布を募っている該当のページを発見しました。
この時点では私はまだ無知でしたから、「この行為は著作権侵害なのかな?」と瞬時に判断できるだけの知識をありませんでした。
なので「まさかね…」というような感覚しか頭に浮かばず、対応を取るとか言う以前にアタママッシロな状態でした。
時期を同じくしてその侵害行為に関する匿名メールが届きます。妙にタイミングが良い、ピンポイントな「チクリ」メールでした。
(今思えば、ファイル交換の受け取り側の誰かだったのかもしれませんね)
そのメールによるチクリが私宛に来たのは、単なる偶然とも思えなかったわけで、発覚→確信に至ります。
大まかに書くと、「あんたのゲームが侵害されてるかもよ?この話題が2ちゃんねるで話され始めてるから、身の回りに気をつけなよ」
っていう内容のメールでした。
他にも色々と発見、確信の要因があったわけですが、当事者にしか分からないどうでもいい事なので割愛。
そんなこんなで、侵害行為の話が2ちゃんねるのそのスレッドで出ている事を知り、
また改めて青木氏のサイトを確認することで、ようやく「あ、という事は、これは著作権侵害…なのかな?」と疑問が浮かんでくるわけです。
ここから、一連の行動が始まります。
チクリメールの発信者をの特定や理由の追求をする気はありません。情報提供者だし。
クルクート幻想風花を公開していた頃のメアドは破棄していて、このサイト(初めての著〜)もまだ無い(専用メールフォームを設置していない)頃に、
私がプライベートや重要な件で使っているプロバイダの本メアドに送られてきたという事を考えると、
過去にクルクート幻想風花に関する事で私とコンタクトを取った事のある人物なのだろうと予想できますが。
えー、青木氏に抗議するにあたって「検索サイトで見つけた」と最初に切り口として使おうものなら
「当時はそんな検索で引っかかる事はありませんでしたが?」といった感じで逃げられる危険性があります。
そういう事もあって、チクリメールをの件を書いて苦情の切り口として最初の抗議文を送しました。
侵害行為の手口と当時のやりとり
(1)ネット上でゲームファイルの希望者を募り、メールをもらう
(2)「宅ファイル便」という大阪ガス株式会社運営のファイル配布サービスを利用し、メール送信者へファイルがDLできるアドレスを送信
(3)アドレスを受け取った者が、そのページからゲームファイルをDL
というもの。
そのサイトの管理者(青木氏)は、それを違法行為であると分かっていて、フリーソフトだからお咎めはないだろうという考えを持った上で著作権侵害行為を行っていました。
(後の青木氏本人のメールにより発覚)
本人は「個人間のやりとりだ」と主張しましたが、どう言い訳しても著作権侵害行為以外のなにものでもないので(ACCS及び文化庁著作権課より確認済み)
最初の対応に踏み出し始めたわけですが…当時の私は、こういった行動は"はじめて"の事でしたので、対処法が民事的な行動しか思いつかなかったわけです。
結果、無知な自分が精一杯思いついた行動は、「誠意ある謝罪の掲載と反省」という、今思えば非常に反吐がでるような甘ったるいものでした。
何度か青木氏本人とメールでのやりとりして、青木氏には犯罪行為の自覚が無かった事を思い知らされます。
本人が悪い事だと思っていなかったわけですから、当然のように「何で謝罪せにゃあかんの?」といったニュアンスのやりとりでしたし、
「あー、でも面倒な事される前に形式だけでも謝罪しとくかなwww」といった感じでがよく伝わってきました。
私に対する謝罪を、架空のキャラの対談方式という常識外れなやり方で行いはじめます。
もちろん私は怒ります。「ふざけんな!」と。
で、青木氏はどうしたかといえば、手を変え手法を変えコロコロと面白おかしく謝罪を演出してくるわけです。
最後には「自分に限って面倒な事は起こされないだろ」的な感覚で、こちらを挑発してくるようにもなります。
青木氏の感覚では、「著作権侵害に対してを法的手段に訴えるのは脅迫」だそうで。
「これ以上の話し合いは無駄だなー」と悟り(怒り)、個人間での解決を断念して民事解決へと踏み切る覚悟をしたわけですが、
相手の個人特定が出来てないのに民事で解決なんてできるわけありません。
著作権について、法的措置についてなどなど、勉強をしはじめます。
その間、青木氏は違法行為を指摘された事で衝撃を受け精神的恐怖を感じる事を前面に自分のサイトで演出し、
「自分の方が被害者だ」と言わんばかりの態度で来訪者の同情を誘っているようでした。
彼は逃げるようにプロバイダを何度も変え、サイト移転を行うようになります。
プロバイダを通じての処置から逃れるためか、問い合わせ回避のためなのか、定かではありませんが。
ここで問題が。
青木氏が無断配布を募っていたサイトと、実際に配布を行っていたサイトのサーバーが別々だった事。
告知しているサイトのサービス元である アット・ニフティ に「このサイトは違法行為をやってるから削除なり何なりしてくれ」と通報しでも、
証拠となる実際のファイルデータが 宅ふぁいる便 というネットブリーフケースサービスに置かれているのでアット・ニフティ側は何もしてくれません。
しかも、「電気通信事業法」の規定からこの違法行為を行っているサイト運営者が誰なのかは教えてはもらえません。
この時点で民事での解決はほぼ不可能となり、別の手段を講じる必要が出てきました。(悪質なのは、このしくみを侵害者側が熟知していて、全て確信犯であった事)
民事にもちこんでも被疑者不詳で告訴しなければならないという被害者とって圧倒的不利で、しかもやたらと訴訟費用がかかる上に、
解決はほぼ絶望的だ、という理不尽な状態に追い込まれ、まさに泣き寝入り直前の状態になりました。
今回の場合は、青木氏がその事までも熟知していたようで、「裁判上等、お金があるならどうぞやってください。たった数万円で解決するならこちらも本望」
といった挑発までされています。憎いねまったく。
一般個人作品に対する著作権侵害行為が起こった場合、やはり泣き寝入りが多いです。
ネット上でやられた侵害行為なので、現行法に当てはめて法的措置を取るにもすぐに限界が見えてしまうという事も挙げられます。
※それだけ、こういった件に関しての法整備が進められていない状態なのです。所詮はン十年前に作られた法律って事でしょうか。
まぁ、後に刑事に持ち込む際にこのやりとりで保存された相手の行為や行動が「悪意に満ちた悪質な行為である」という裏づけを、
警察当局へ証拠として提出できたのが不幸中の幸いだったと言えなくもないです。
青木氏は、こちらが法的手段に及ぼうとすると、挑発的だった態度を手の平を返し低姿勢で許しを請うてきました。
現在、猛省を込めた真摯な謝罪と見られる謝罪文が青木氏のサイトのTOPではない場所に掲載されています。
事情を知らない人が見たら「きちんと謝罪してるじゃん」と思われがちです。
ごめんで済めば、警察は要らないってことで、刑事事件として警察に委ねる案を思いつきます。
著作権に無知な世間からの攻撃
世間では、急激なインターネットの普及に伴う人口増加が激しく、
著作権について無知な者や、違法行為をそれと知らずに行うものが急増しており、
そういった事に対する知識などが追いついていないのが現状だと言えます。(2005.3.1現在でも事件当時と大差ないと思われます)
広大なネット上のどこかで、アンダーグランドなサイトでは売り物や手に入らなくなったデータなどのDLやULが行われていますし、
そういった被害もどれほどになるものか想像もできませんね。
私の場合、商品として店に陳列されているようなものでもシェアウェアで公開していた作品でもなく、
私自身が運営管理していたサイトから自由にDLできたフリーソフトが著作権侵害の被害対象でした。
ACCSは、「小規模被害でも違法は違法ですので、きちんと警察へ対応を取ってもらうべきでしょう」と後押ししてくれましたが、
それとは別に「警察や世間一般に啓蒙活動を繰り返していますが、認識は低い…というかなかなか分かってもらえませんね…」
著作権侵害は親告罪ですから、第三者や他人が何と言おうが私自身が行動しないと何にもなりません。
警察にお任せした以上はその判断や結果は警察を信頼するしかありません。
が!ひょっとしたら法的不備から、青木氏への責任追及を断念しなくてはならない可能性もゼロではないわけで。。
常にその不安が頭から離れず、私生活や仕事にまで悪影響を及ぼしたりもするわけです。精神衛生上、非常に不快な状態。
このサイトを立ち上げた当初、この私が遭遇した事件を多くの人に知ってもらいたいと思っていました。
しかし、それを誰かに伝える手段を持っていなかった事から、この話題を扱っていた、
"発覚の要因ひとつ"である2ちゃんねるの「痛いフリーソフト作者レビュアーヲチスレ」で宣伝を行っています。
実際にどうだったのかは分かりませんでしたが、当時の該当掲示板はそれを行うに足る雰囲気と良識があるように見られました。
「2ちゃんねらといえども、善悪の判断(やっていい事と悪い事の判断)くらいはできるだろう」という甘い考えだったかもしれません。
既にサイト運営や活動を停止していた私には、それを知らせる場所や宣伝を行う方法が他に無かったというのが最大の要因です。
残念ながら、現在ではそれをネタとして、便乗して嘘や中傷を行う者が出てしまい、
それを信じるような人たちが更に個人攻撃を繰り返すような場所となってしまっています。
非常に残念でなりませんが、良きにしろ悪きにしろ私がそこにサイトの宣伝書き込みを行ったことが原因だとも思っています。
※メールなどで協力的な人たちもそこらへんを指摘してくれまして、冷静になってみると確かにそうかも、とも思うわけです。
とはいえ、原因に私の宣伝が絡んでいたとしても、私へ個人攻撃や中傷を行っていい理由にはならないのは言うまでもありません。
やられた私は現に不愉快ですし、常に中傷や嘘を心配しなくてはならない事で、事件解決の行動や私生活に支障をきたしてしまいます。
宣伝をしたから叩いていい、攻撃してもいいというのは理由にはなりませんからね…やられた私は障害として訴える事になります。
chapter2の性格ややり方が気に食わない、という事もハッキリと書かれていたので私怨が大半なのではないでしょうか。
現在では、彼らの悪質な嫌がらせや、メールですればいいだけの疑問をサイトを立ち上げてのあげあしで行うサイト、
当事者でもないのに2ちゃんねると私の行動を勝手にまとめて、事実の捏造してまで私が恥をかくような批判のネタとして提供し続けるサイト、
クルクート幻想風花やこのサイトの著作権の二次被害を助長するサイトなどがこのスレッドから派生しています。
これらのサイトによって、更に私への個人攻撃に拍車がかけられている状態です。
ここまでしつこく嫌がらせや足枷となる行為を続けてくる彼らを個人でどうこうする事はできませんのが、
著作権問題を解決したいだけなのに、「〜のサイトを見たが、アンタは最低だ死ね」などというメールが、
こういう悪意あるサイトを介して何件も送られてくるとなると黙っているわけにもいきません。
こちらも証拠と裏づけ資料を警察へ提出し、本件と併せて対応をお任せしています。
※私への嫌がらせのつもりで残した証拠が、結果的に保全効果を果たして事件解決の足がかりになったのは僥倖でした。
※私が紛失していた証拠までご丁寧に残してくれてありがとございました。
とりあえず悪質だった数名を除き、現時点では放置。
何か怪しい人物からメールで「青木と和解しろ」「あんたのサイトのパスをよこせ。俺が今後管理する」などといったメールが届いたり…
その後そのメールの送り主は、ありもしない書き込みを捏造して「chapter2は自作自演」を行ったなどと吹聴を始めたり、
こちらが苦痛を感じる事に繋がる、ありとあらゆる手段を嫌がらせとして実行に移してきましたので、しばらくは心療内科に通うほど衰弱してしまいました。
青木氏を味方する者の中には「青木さんはアンタと違って強い人間じゃないしこの程度でムキにならないで放置するくらいしたら?」という感じメールをよこす者もいました。
本当に私が強い人間だったら、どれだけ楽な事でしょうね。
流された嘘や捏造された情報を信じて疑わない人たちが、それを格好のネタとして妄想を膨らませ、話を歪曲して嫌がらせしてきます。
自分の著作権の権利を守ろうとしているだけなのに、何でこんな理不尽な思いをさせられるのでしょうか。
身も心もボロボロ。「青木氏への法的措置を妨害するための、最も効果的な攻撃だった」と健康を取り戻した今でも思います。
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日本では、著作権侵害行為に対する刑事罰などの前例は少なく、
それもソフトウェアの複製販売やソフトウェアの著作権者の利益を保護している前例ばかりが目立ちます。
インターネットに蔓延している一般作品などへの著作権侵害行為にも影響を与えるような前例がなければ、
法の恣意的運用だと解釈できるし、実際そうなってしまっています。
自分が当事者なら泣き寝入りしたくはないですし、解決に向け真っ直ぐに立ち向かっていくべきだと思います。
著作権は排他的な権利であり、侵害されて黙っている必要はありません。
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地元県警ハイテク犯罪課に通報〜所轄警察へ〜
まずは地元県警ハイテク犯罪課へ、「著作権侵害にあった、相手を訴えたいのだが」という通報を行いました。
担当者からの電話でのお答えは「所轄の警察署の生活安全かにまずは相談してみてはどうか?」という回答でした。
そこで、相手側の著作権侵害行為をしていた当時から現在までのサイトの証拠画像と、相手の対応や行為を示す証拠となる関連文書一式、
著作権侵害された自分の作品のバックアップファイル、それを公開していた時のサイトやファイルに添付されていた注意書きなどなど、
とにかく証拠や状況説明となりうる全てのデータをプリントアウトし、所轄警察署生活安全課へと持参しましたが、
このページの上の方にもあるように、相手の行為に違法性、違犯性を示す確固たるものを示して欲しいとあったので、
文化庁の著作権課と、社団法人コンピューターソフトウェア著作権協会に問い合わせ、何度も確認を取り、
「著作権法第119条第1号(著作権侵害)著作権法第23条(公衆送信権)の侵害」として、警察で話を進める事になりました。
こういった事件は、警察にはなじみの薄いものであり、
担当のおじさんも、何の事だかわけわからんという顔で終始、こちらの話を聞いてた状態です。
「著作権法違犯(公衆送信権)」である事を説明すると、別のもっと若い人に担当が移り、事情を事細かに説明する事となりました。
参考として、他の公衆送信権侵害などの参考資料も交え、何がどうなのか?相手からの反応は?過去と現在の状況は?
などなど、とにかく細かく細かく、順を追って説明していき、その結果、
「事件としてなじみが薄いので、まずはその情報地盤を固めつつ、必要に応じて資料提供や事情説明」
ということから進展していく事となりました。
実際に捜査にかかるまでの地盤固めがこうして始まったのですが、話から察するに相当の期間を必要とする事が予想されます。
同じように、警察へ対応を取ってもらった人からメールを頂きましたが、かなりの苦痛と時間を要し、精神的にかなりキツイという話を伺っていました。
捜査開始〜その経緯〜
1ヶ月ほど経過して動きが無いようならもう一度掛け合おうと思っていた矢先、
「貴方がゲームを公開していた頃のホームページをモニター上で再現できるか?」との事で生活安全課担当の方から電話が来ました。
当時のHTMLファイルも残していたので「すぐにでも見せる事ができます」と報告し、自室にてそのサイトをお披露目する事となりました。
問題となるのは、クルクート幻想風花を公開した際にホームページ上などで著作権表記を行っていたかという事らしいのですが、
それらの確認と状況説明を行い、担当の方は2時間ほどで帰って行っていきました。
警察は、証拠主義な機関なのでそのための資料やデータが必要不可欠となるそうです。
これまで保存しておいた相手のメール、著作権侵害行為があった時の相手のサイトのデータ、
私用したファイル交換サービス、利用プロバイダ、侵害された作品データのバージョン別マスターデータetc.....
2ちゃんねるに書き込まれた本件に関する書き込みも参考資料として、
紙媒体にできる証拠は全てプリントアウトし、時系別にまとめた状況報告と共に提出してきましたが、
追加資料は山のように出てきて整理するのも大変です。
ゲームデータの転送に利用されていたサービス会社へは既に連絡を取っていたので
「警察から話がきたら、協力してくれ」と求めようと思ってたら、既に警察からその話が来ているとの回答があり、
こうしてプロバイダやサービス業者のログの調査やらがいよいよ始まりました。
それと、フリーコンテンツ(ソフト)などに対する公衆送信権問題の前例として、他県警から関連の起訴状を取り寄せたらしいです。
ここまでで2ヶ月経過しています。
警察におけるネット犯罪や著作権問題への取り組みの現状と、今後の展開などを国家公安委員会に問い合わせたら、
「今後、法整備と共に警察でもハイテク関連の対策は練られていくが、現状かなり穴があるので被害者からの申告や捜査協力をお願いしたい」
と返答がありました。
国家公安委員会とは、かいつまんで説明すると警察の行動を監視したり管理したり、後押しをしたりする機関なのですが、
警察のweb上での著作権侵害に対する対応に不安があったので、メールをしてみました。
平行して、誹謗中傷やでっちあげを掲げた中傷、妨害行為などによる苦痛も警察へ訴えました。
こういった者たちの行動に便乗して、今後の活動の妨害や個人攻撃を行い続ける者が出る事は簡単に予想できます。
現在2ちゃんねるはログを保存しているようなので、2ちゃんねるを相手取っての訴訟の心配もなく、
必要とあらば警察からログの開示を要求し、本人を特定しての追及ができるとい話をハイテクの人がおっしゃっていました。
個人では不可能な"追求"ができるようになったのは、非情に大きい事だと思います。
ところで著作権侵害者が著作権侵害行為を行っていた時のISP(サイトのサーバー管理含む)であるニフティは、
警察からの要請をもってしても相当骨の折れるプロバイダらしいです。
故意に不正行為を行うには大変都合のよろしいサービス業者だという事はそこそこ知っていましたが…
過去に、著作権侵害者から、「ニフティがそういうプロバイダだと知ってて故意に侵害をしました。冗談ですけどね」
という感じの本音をちらつかせたメールを送られており、それを見ている当人としては本当にそれが冗談だったのかな?…と思います。
ファイル転送に利用された宅ファイル便(大阪ガス株式会社)の方は、かなり迅速かつ好意的に対応に応じてくれていて、
あまりに対照的な両サービス業者を見て、何ともやるせない気持ちになりましたが。
ニフティは、警察が関与していてもなかなか協力的には動いてくれないプロバイダらしく、
例え犯罪が関与していてもユーザの情報開示にはなかなか応じないのではないだろうかと思えます。
違法行為を行う者からすればいい隠れ蓑なプロバイダかもしれません。
こちらは個人で何かしようにも、どうにもならない状況ですので警察に全てをお任せるしかありません。
宅ファイル便(大阪ガス株式会社)の対応は迅速で、ログの調査と照会が行われているのは既に書いたとおりですが、本当に好意的に協力してくれています。
既にファイルのやりとりの事実は確認されており、次の段階に踏み込む準備が進められていますが、
青木氏が自分で言っていた通り、3〜4件(刑事さんが3〜4件という言い方をしたので)のやりとりが確かに残されていたという話です。
あまり詳しく書いてしまうと、色々と追求する側としても不都合が出てしまうのでそこらへんの匙加減が難しいですが…
3月の終わりに、クルクート幻想風花のファイルデータを受け取った人物数名を特定し、
証拠となるそのデータを収集、照会が行われたという話を聞きました。
フリーメールアドレスを使用している者が大半だったため、特定に少し手間取ったそうですが、
これにより、青木氏が「chapter2が著作権を有するクルクート幻想風花の二次配布を行った」という確証が正式に得られたので、
とりあえずこれで泣き寝入りの心配はなくなりました。
青木氏本人についても、警察の方でほぼその人物が特定できたそうで、私自身、少なくとも青木氏の素性を既に知らされております。
後日、検察庁(電話で聞き取りにくかったので、警察庁かもしれません)の方から私あてに本件の立件だとかやら何やら色々と連絡が来るとの事でした。
そろそろ大詰め、というか時間の問題といったところでしょうか。
余談ですが、青木氏のサイトには、既に本件に関する記述がなくなっており、侵害行為が無かった事にされている感じがします。
どうせメールしたところで無駄でしょうから、青木氏の掲示板に直接書き込みを行いました。
こんな感じ
許してもらえないなら謝罪するだけ無駄、とでも思っているのでしょうかね。
とりあえずこの事についての記録も残し続けます。
捜査関係事項照会書なるものが渡されました。
「提出した証拠作品データと、青木氏から押収されたデータが同一のものである事を確認し回答してください」という書類です。
txtで打った回答書を作成し手渡すだけなのでそんなに大変な作業ではありません。
説明に手間取った部分がひとつ。
「chapter2さんが提出してくれた証拠作品と、被疑者から押収した作品でファイルの数が違っている」
それは被疑者がプレイしていた時のセーブデータだよ、という旨を説明して終了。
青木氏の著作権侵害が正式に立件される事となりますので、「青木氏」という呼称ではなく「被疑者」という呼称に改め。
証拠物の比較結果を報告する捜査関係事項照会書の回答書を作成し、次は警察にて告訴状の作成に取り掛かります。
本件は警察から検察へと書類送検されました。
これからは検察とのやりとりになるそうです。
検察より被疑者への処分を記した処分通知書が届きました。
どうやら不起訴処分となったようです。
刑事訴訟法第261条に基づき、不起訴理由の開示を要求し本事件の活動を終了。
検察審査会へ審査申立てを要請、
被疑者、青木 梨への検察の最終結論は「起訴猶予」となりました。
「よく起訴猶予までもってきたなぁ…」という言葉を頂戴しました。
要するに著作権の問題が発生しても、これまでだと起訴猶予にすらならなかったという事のよう。
これまでのケースだと、不起訴処分が多く犯罪と認めさせる事すらもできていなかった、とのこと。
残念なのか喜ぶべきことなのか。
-終了-
かつて私の行動に対し、悪意を持って妨害活動に回った匿名の人物がいました。
・ 入れ知恵◆/UdRAgxkZ6
・ jugging ◆Nalwf0mHIM
・ 886 → 886◆Yvc2pfu0qA → ◆chap6.UzTE(ちゃぷうざってぇ) → ◆chapSKwRKk
このサイトの趣旨は被疑者"青木 梨"への追求が主ですので、彼らへの対応経緯はこれまでもこれからも記す事はないと思います。(よっぽど劇的な事が起こらない限り)
一応、彼らには中傷や行動をされ続けてきて、身体的な苦痛を伴い、実際に通院に追い込まれましたの、被害を被った当事者としては、同時追求を行っても罰が当たらないものと確信してたりします。
徒労に終わっても仕方が無い、と割り切っているのでこっちは結果がどうなっても気分的には楽です。