6/5(木) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
あ、呪わないで下さい。祝って下さい。ついでにプレゼントも下さい。特にリボンで巻かれたメイドさんなんかをお待ちしています。 しかし5周年ですか……。私は諦めが悪い方ではありますが、こんなエロゲーサイトを5年も続けることになるとは。5周年というより5執念といった方が正しいかもしれません。区切りの良い数字なので、本日はこれまでの日々を振り返ることにします。 ■サイトデザインのこと■ ブラックアウトは、5年間でサイトデザインを8回、批評スタイルを4回変更しました。当時はホームページ作成ソフトを使っていましたが、途中から思い通りのデザインを作りたくなり、メモ帳を使って直にタグ打ちを始め、現在まで続いています。blog全盛期に一々メモ帳で更新しているサイトなんて絶滅種かもしれませんが、私にとってはそれがまた楽しいのです。何度かフレーム形式も導入しました。あれは更新が楽なのですが、デザインが崩れやすいのでやめています。私は今の形が一番気に入っているので、しばらくはこのままでいくと思います。 ☆以前のサイトを限定公開☆ 初代 2代目 3代目 4代目 5代目 6代目 7代目 8代目(現在) ※全部リンクを消しました。 ■批評のこと■ 先程のリンク先を見れば分かりますが、実はサイト開設当初はエロゲーの批評なんか一本もなくて普通のゲームの批評を行っていたんです。そんな清純なサイトで何を間違ってしまったのかUPしてしまった記念すべき(?)エロゲー批評第一号は「SHUFFLE!」でした(現在のSHIFFLE!の批評は当時と異なるものです)。当時、私はあのゲームを非常に面白くないと感じており、怒りの矛先が批評という形で発現したのかもしれません。そこから転落の日々が始まりました。現在では一般ゲーム批評をすべて消し、メインコンテンツをエロゲー批評にしているほどに。批評スタイルも、各項目を5つ星評価して適当に得点を付けていたものから、得点に意味を持たせるべく現在の形に変化していきました。形を変える度に、その方式に合うように文章もすべて書き換えてきました。余程暇だったようです。現在の形はかなり悩んだ末に出した結論なので、おそらく変えることがないでしょう。 ■アクセス数とか■ 最初の1年は1000ヒットがやっとでかなり悔しかった反面、1000ヒットする度に喜んでいました。今ではその感動は薄れていますが、やはりアクセス数が多いと嬉しいです。このサイトを一気に10万ヒットまで引っ張ったのはスクールデイズ攻略記事でしょう。それまでトータル4万ヒットだったこのサイトが、スクイズ発売当時は1日に5000ヒット以上したのだから驚きです。あの当時はGoogleでも「ブラックアウト」で検索結果が1位だったものです。どんどんと没落する当サイトではありますが、そんな日々もあったということで。 ■今後について■ 今後も運営は続けます。今でも会社から帰ったらどんなに遅い時間でもPS2の電源は入れているくらいゲームが好きなことに変わりはありません。ただ、エロゲーのプレイ機会は減っていきそうです。以前も書いたことがありますが、最近のエロゲーはある程度ネタが尽きてしまい、最早ライターの主張を述べる媒体でしかなくなっているのです。私は面白いストーリーを読んで感動したり驚愕したいとは思いますが、エロゲーライターの拙い文章から人生を学びたいとは思いません。しかし、一方でやめるつもりもありません。今後も面白いゲームが出る可能性は依然として低くはないはずなので。 ■5周年記念企画■ 今週〜来週にかけて締切で忙しいのですぐにはできませんが、例年通りゲームのプレイ記を付けたいと思っています。ネタが決まったら発表しますのでお楽しみに☆ それでは、今後ともブラックアウトをよろしくお願い致します。YAMAと脳内の愉快な仲間達がお送りいたしました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6/29(日) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ふとレトロゲームで遊びたいと思ったことはありませんか。合法なのか怪しいところですが、現在ではゲームエミュレータによってパソコンでかつての名作に触れることができるようです。しかし、どうも私はパソコンで家庭用ゲームを遊びたいと思えないのです。ゲームはゲーム機でするものであるという固定観念が強く植えつけられてしまっているからでしょうか、同じゲームのはずなのにパソコンでゲームをすることに激しく違和感を覚えるのです。ことにレトロゲーム機――即ちファミコン、スーファミ、PCエンジン、メガドライブ辺り――は私の中では最早神格化されているためか、これらのゲームをパソコンでプレイするなど考えたくもありません。 ゲーム機に対してこのような考え方をする人は多くないかもしれませんが、こうした固定観念を抱く例は他にもありますよね。例えば自動車。運転が好きな人で、マニュアル車こそが自動車なのでありオートマ車など車ではないと思っている人は結構多いのではないでしょうか。電話もそうです。頑固なお年寄りにとっては固定電話こそがステータスなのであり、携帯電話は子どものおもちゃに過ぎません。女性関係も然り。伝説の樹の下での告白を夢みる人にとって、現実世界での「お付き合い」など考えられません。それはもてないから付き合いがないのではなく、理想に反するから付き合わないだけなのです。これは家庭用ゲーム機を尊ぶあまりパソコンでゲームをすることを拒むが如き崇高な行為と言えます。さらに言うなれば、実在する彼女達は私のことを「お兄ちゃん」なんて決して呼んでくれないのです! なんてこった!! それにしても。 メガドライブなんて懐かしい単語、久しぶりに使いましたよ。考えてみれば、今の女子高生はそんなハード見たこともないかもしれませんね。そこで、この間(と言っても2月の話ですが)に引き続いて「女子高生のためのメガドライブ講座」をやってみようと思います。ワーワー……相変わらず寒い。 さて、これがメガドライブです。1988年発売……ってことはもう20年も前のハードですか。ついこの間まで遊んでいたような気がするので信じられません。 PCエンジンやファミコンのCPUがが8ビットだったのに対して、メガドライブは画像からも分る通り16ビットの高性能機でした。価格的にはファミコンとPCエンジンの中間で21,000円。後にPCエンジンのスーパーCD-ROMようにメガCDなる周辺機器も出ていますが、高かったので私は買っていません。また、スーファミに対抗するためかメガドライブ2なる廉価版の本体も登場したのですが、結局サターンに席を譲りフェイドアウトしていきました。 メガドライブのソフトは、こんなパッケージに入っていました。PS2やネオジオのパッケージよりは少し小さめ。当時の他機種のソフトに比べると何となく豪華な感じがします。 ファミコンソフトの紙箱はすぐボロボロになるので捨ててしまい、ついでに説明書も失くすパターンが多かったですが、メガドライブソフトの説明書はパッケージが頑丈なのでまず失くしていません。当時は邪魔臭く感じたものですが、実はありがたい存在だったようです。 中身はこんな感じです。ファミコンと同じくロムカセットなので、PCエンジンよりはつまらない感じがします。とは言え、これもCDやDVDが当たり前の現在では段々と珍しい存在になってきたかもしれません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6/(日) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今日もヒロイン図鑑の続き。
「オススメのゲーム」というものを聞かれることがあります。私は躊躇わず「Ever17」と答えます。しかし、それはゲーム全体を見たときの話。Ever17は全ヒロインをクリアーして初めて素晴らしいと思えるのであって、そこまでには30時間近くを要するわけですから、時間がない人にはとてもオススメできるゲームとは言えません。 では、ゲームの代わりに「オススメのルート」を聞かれたなら……その時は、迷わず「ロケ夏の歩編」と答えることでしょう。歩編は、プレイ時間として見れば精々4時間の短編に過ぎません。しかしながら、このドラマは冗長な20時間物を圧倒すること間違いありません。それは歩というひとりの少女に、宇宙スケールの壮大なロケ夏の世界観を背負わせることに成功したからです。それもたった4時間で。時間を経れば経るほど残虐性を増すシナリオ展開。人の与り知らぬところで回り始める運命の歯車。チェッカーフラッグの先にある意外性と感動……。妹キャラへのアレルギーがなければ、是非ともプレイしておきたいシナリオです。 |