23時過ぎ、ようやく仕事が終わって帰宅しようとしたところ、突然乗った電車に車両故障が発生して1時間以上待たされる羽目になりました。夜も遅い時間だったので本当に勘弁してほしいです。
　ああいうのはいつ直るか分からないので、待ち時間が30分を経過するとイライラが募って段々眉間にしわが寄ってきます。そうすると、私の発する負のオーラを察知してか、周りにいた人が徐々に離れていきます。
「これじゃあいかん！」ということで普通の状態に持っていこうと深呼吸して周りを見回すと、何故か皆さん、とても余裕そうです。仲間と一緒の飲んだくれサラリーマン。バイトの同僚と笑いあう大学生。楽しそうに語らうカップル、カップル、カップル……。そう、皆さん誰かと一緒なのです。対する私は一人。酔ってもいなければ話す相手もいません。そりゃあストレスも溜まりっぱなしになります。仕方ないので、ここは誰かに話しかけてみることにしましょう。そうすれば私にも笑顔が生まれるはずです。さて、誰にしようかな……。

1.脳内の彼女
2.脳内の妹
3.脳内のメイド

　ここは3番で！ あの娘ならきっと私の心を癒してくれるはず。ゲヘ、ゲヘゲヘッゲヘゲヘゲヘッ、いやあ笑いが止まりません……ってあれ？













　周りに人が誰もいなくなったんですけど何故？

　昨日は徹夜明けで家に帰って寝ていたら、大き目の揺れが起こって飛び起きました。幾つか物が落ちてきて「これはヤバイかも……」と焦ったんですが、東京の私の住んでいると辺りは大した被害はありませんでした。……が、すぐにテレビを見て絶句。津波が田畑や町を飲み込む様子をリアルタイムで見ていましたが、時折どう見ても人が乗っている車が流されていくんです。全国ネットで人がまさに巻き込まれる様子が放送されているわけです。あの後どうなるのか誰もが考えずとも分かることでしょう。津波と言えば南西沖地震をニュースで見て、貰った小遣いをすべて募金に回したことを思い出します。あの頃は住んでいた札幌でも大きく揺れたので、人事には思えなかったのです。その意味では今回も同じで、報道されるニュースに大きなショックを受けています。被災地の方々に心よりお見舞い申し上げます。