週末は秩父方面へ出掛けました。片道60kmぐらい。こういうのもツーリングっていうんですかね?
途中の、芦ヶ久保の道の駅で一休みする愛車の図
実質的には初めての遠乗り(って程でもありませんが)だったのですが、コケることもなく無事帰還しました。基本的には国道299号線を突っ走るコースですが、ウネウネとカーブが連続しているので、緊張感を持って走ることが出来ます。ライダーも多いので、人気のコースなのかもしれません。
西武秩父駅の隣にある仲見世通り。土産や名産品が売っています。
その日は夕方前から雨が降る予報が出ていました。秩父駅に着いたのが1時半でしたが、武甲山には濃い霧がかかっていて、雲行きも少し怪しい状態。ピーカンなら長瀞まで足を延ばしたいところでしたが、今日はここまでとして、名物の秩父そばを食べることにしました。ところが、仲見世通りの蕎麦屋はほぼ満席。もう一つ「秩父そば」と看板が出ていた蕎麦屋はが中にあったのですが、一人も客がいない上、どう見ても駅蕎麦屋レベルだったのでパスすることに。仲見世通りを出て別の蕎麦屋を探すと、すぐに見つかりました。
駅の対面にある蕎麦屋
そういえば店名を見忘れたのですが、看板には「女性3人で作っている美味しい蕎麦」的なことが書かれていました。蕎麦は確かに美味かったです。
秩父名物のくるみそば
蕎麦粉にくるみを使うからくるみそば……だったと思います。ここのは手打ちだそうで、ゴマだれにつけて食べると美味しいです。麺は結構固めなので、丸呑みしないでよく噛んだ方が良さそうです。左上のは野菜の天ぷら。おそらく地元で採れたものでしょう。葺とか舞茸とか色々ありました。
蕎麦を食べ終わると2時半過ぎ。雨が降ってくると嫌なので撤収しました。それにしても、帰り道の正丸トンネルの前のトンネルにある縦溝の道路には焦りました。グルービングっていうんですか、あれ。トンネル入ったらいきなり路面が変わったんで、思わずハンドルをとられそうになりましたよ。あー怖。路面の凍結防止目的らしいですが、下手したら事故の元になるんじゃないかしら。ほぼ直線かつ短区間だったから良かったものの、山道全部あの路面だったら生還出来る自信がありません。4輪なら気にも留めないんですけどね。
そんなこんなで、楽しみつつも少し勉強になった1日でした。
こんな私にも「馴染みの店」という奴があります。入れば「おかえり!」と迎えてくれて、何も言わずとも「いつもの」が出てくる店です。社会人になったらそういう店を作ろうと決めて、最初に実現した店です。駅前にある親父系の居酒屋で、何度か通っていつしか「常連」と認知してもらっています。いつしかマスターや働いているお姉さんだけでなく、顔馴染みのお客さんも増えてきて、入れば必ず誰かしら知っている人がいる状況です。同年代がいることはほとんどなく、マスターが何度か連れて行ってくれたスナックのママに話しているのを聞くと、私は常連の中で一番若いようです。店では色々な人と出会い、若いということで随分と酒を飲ませてもらいもしました。そんなわけで今では数少ない私の「居所」となっています。しかし、そんな店のマスターが辞めてしまうと聞きました。私の何倍も生きている人のことだから深い考えがあってのことだろうと、あまり深くは聞かなかった(というより突っ込んで聞けないよねぇ……)のですが、オーナーと揉めたのだとか……。私も他の常連も「続けてよ!」と頼んだのですが、マスターの決意は固いようです。ここでは年に4回程、常連オンリーの会合があり、私も毎回呼ばれます。その会合がマスターの最後の出勤日に開催されるそうで、私も呼ばれました。しかし、運が悪いことにその日は締切真っ只中。「出来るだけ行く」とは伝えていますが顔を出せない可能性が高いです。はぁ……酷く落ち込みます。その日までもう1ヶ月を切っていますが、出来るだけ店に顔を出そうと思います。送別会に行けない替わりに、最後に行く日に何か美味しい酒でも持っていこう。
新海誠監督の「星を追う子ども」を観てきました。
新海作品といえばSFのイメージが強いので、今回も「星」という単語が出ていることから宇宙絡みだろうと想像していたら、まったく違ってファンタジーでした。「願いを叶えてくれる神様が住む、伝説の地下世界に行って、死んだ人を甦らせちゃおう!」という話なんですが(まとめすぎ)、まあまあ面白かったです。……が、ちょっとテーマが弱かった印象です。
ここからは備忘録を兼ねて、個人的な感想を。ネタバレは白文字にします。本作のテーマは「死んだ人に別れを告げて前向きに生きていこう」というもの。かなり単純な解釈ですが、そう考えてよいと思います。タイトルの「星」についてですが、これは死者を表わしています。人は死んだらお星様になるんだよって奴です。クライマックスの生死の門に星があったのは、死者が星になったからでしょう。作中で宇宙に行ったり天体観測をしたりしませんので、どこに関連性を見出せば良いか迷いましたが、星=死者(の魂)として代入すると、「死者を追う子ども」となり、テーマとも適合します。人間、死者のことはどこかで「思い出」として心の奥にしまい、進んでいかねばならないものです。それが出来るようになることは、一種の成長です。ですから、ファンタジー世界で死者に別れを告げ、登場人物達が人として成長するのか、と思いきや、実はそうとも言い切れない結末だったのです。特に森崎先生は、まったく奥さんのことを忘れられず、おまけに視力を失って放浪の旅に出るという最悪のバッドエンディングを迎えるわけですし。また、主人公の明日奈については、自ら行くことを決めた旅にもかかわらず、その旅の目的を見つけることが出来ないまま、「成り行き」で旅を終えることになってしまうのが、如何にも消化不良。一応キャッチコピーでは「さよならを言うための旅」となっていますが、明日奈にとってそうなれたのかは疑問です。
そんなわけで、話としては完結していますが、そこから得られるものがないという、ちょっと微妙な内容になっております。それと、もう一つ気になるとすれば、ジブリっぽいということ。ファンタジーやるとどうしてもそうなっちゃうんだよなぁ……。やはり新海監督はSFの方が合っている気がします(と言いつつ秒速ファンですが)。ただ、絵と音楽は最高品質ですから、芸術品として鑑賞する分には問題ありません。テーマまで深く考えずに、何となく綺麗なアニメを見たいという時には打ってつけでしょう。
ああ、そうそう。この映画、ひとりで観て来ました。土日はカップルだらけで嫌なので、平日のレイトショーにしたんですよ。そうしたら、私の列は皆、おひとり様。チケット売り場のお姉さんの、意図的な工作としか思えませんが、悪くない配慮です(売り場の人は「この席がお勧めです」と誘導するのです)。うーん、世の中には同じような人が沢山いるんだなぁ……。ちょっとばかり安心。
Rewriteを買ってきたのですが、ビデオカードが対応していませんでした(爆死)
起動させたら「ピクセルシェーダー2.0に対応していません」だそうです。いやはや、アニメーションや3Dを使うゲームはスペックを確かめますが、普通のノベルゲームごときでそんな高スペックを要求されるとは思いませんでした。まあ、私が今使っているPCはこのサイトを作るより前のものですから、相当古くなっているのは否めません。ゲーム目的で買ったPCじゃないですしね。しかし、この前のsistersも余裕だったので、こんなことになるとは思ってもいませんでしたよ。あーあ、8000円近くドブに捨ててしまった……。この屈辱、パッケージをよく見ないでHuCardを買ってきたと思ったら、中に入っていたのがCD-ROMだった時と似ています。どうしようかなぁ。ゲームを売り飛ばすか、いつか新しくPCを買うまで待つか。なんかもうどうでも良くなってきた。寝よう。
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