7/13(水)


 先日プレイ出来なかったRewriteですが、あの更新の後、DirectXを無理やりアップデートしてやろうとしたところ、レジストリが狂ってOSを再セットアップする羽目になりました。やっぱり駄目なものは駄目なんですね。それにしても、パソコンをRewriteすることになるなんて、笑えない冗談です。まあ、バックアップはとってあったから被害は最小限だったんですが。

 その後、手をこまねいていたわけではなくグラフィックカードを入手してきました。秋葉原を3時間探して見つからず、オークションで落としたのです。この手間を考えるとパソコンごと新しくした方が余程簡単な気もしますが、9年近く連れ添っているマシンなので、愛着もあるわけです。ということで、備忘録を兼ねて取り付け手順を書いておきます。


 

 使用するのは、今ではほとんど見かけないPCI対応用のグラフィックカードです。nvidiaのGeForce FX 5200を搭載した、I/OデータのGA-5200X/PCI。ピクセルシェーダー2.0も何とか対応しています。1000円台で落としているので、動けば文句はありません。付属のデバイスCDなどは付いていませんでしたので、まずI/Oデータのサイトからデバイスをダウンロードしておきます。
 準備が出来たら、デバイスマネージャーの「ディスプレイアダプタ」内にあるオンボードチップを殺してシャットダウンします。

 

 ケースを外して、PCIスロット用のパネルを外すため、パネルを止めてある金具を外します。

 

 パネルを外します。

 

 スロットにGA-5200X/PCIを差し込み、取付金具を戻したら、ケースを被せてケーブル類を付けます。この後、BIOSで設定を行うため、モニターのDVIケーブルは、まだ本体のままにしておきます。

 

 電源を入れて、BIOS画面を呼び出します。この画面はNECの場合です。「ビデオ詳細設定」で「ビデオのプライマリ設定」をAGPからPCIに変更します。「ビデオメモリサイズ」も最小に変えておきます。それを保存して終了します。

 

 すると、Windowsが立ち上がりますが、モニターが認識するのはPCIスロットの方になるので、ケーブルを本体からPCIスロットの方に変えます。立ち上がったら、予め落としておいたデバイスをインストールし、デバイスマネージャーを開いて「ディスプレイアダプタ」項目を確認します。無事、認識されていました。ふぅ……。

 これでようやく、Rewriteをプレイ出来る環境が整いました。またプレイ記を付けていきますので、お楽しみに。

7/26(火)


ビーナスラインツーリング
2011.7.16〜7.18

久々の連休。このところ取材と締切が連続して休みは3週間ぶりでした。8月も忙しいし、今夏の大きな連休はこれが最後になるかもしれないと考え、初のロングツーリングに挑戦することにしました。15日にも休みを取り、ツーリング用のバッグを購入して準備を整えます。後はどこへ出かけるかを悩みます。
 最初に思い立ったのは能登半島。ずっと行きたいと思っているのですが、地理的になかなか縁がありません。ただ、ここはいずれ友人と行こうか、なんて話もあったので、今回はちょっと見送りに。では次の候補は、とぼんやりグーグルマップを眺めます。そう言えば、能登へ至るまでの信州方面は、学生の頃に軽井沢と佐久に行ったきり。その西にある諏訪湖を見に行くのも良いなぁ……と思い始めました。
 宿を検索すると、諏訪湖のすぐそばにユースホステルがあるのを発見。学生時分から、一人旅ではユースに世話にすることに決めています。その一番の理由は「出会い」があるから。ユースには旅人が日本人、外国人問わず多く集まります。これだけなら普通の旅館でもそうなのですが、ユースの場合は、そうした見ず知らずの人々が、触れ合いやすい空気があるのです。宿のオーナー(ペアレントと呼ばれます)が、宿泊客を集めて話やイベントを始めたり、皆で一緒に食事を食べたり、部屋も相部屋(ドミトリーと呼ばれます)だったり。そんな旅先での一期一会を楽しめるのがユースです。早速予約を行い、ツーリングマップルでルートを決めながら、翌日へ備えることにしました。

■7/16

渋滞を避けるため、6時頃に東京を出発しようと思っていましたが、結局起きれずに9時半出発。暑そうなので、500mlのお茶をシートバッグへ積みます。甲州街道を西進していくコースを辿りますが、案の定渋滞に巻き込まれ、八王子を抜けるまで2時間を要してしまいました。車の合間を縫っていけるとはいえ、高尾辺りの狭い道ではそうもいかず、日差しも強くかなり厳しい行軍となりました。水分がなければ倒れてましたね。

相模湖へと至る途中にある狭霧橋付近にて。よくわからない工場の跡地のようなものを背景に。


【12:30】相模湖とダムです。ここは駐車禁止なので、少し先にある自販機近くにバイクを停めて戻って撮りました。ペットボトルのお茶を少し残しつつ、自販機のりんごジュース(350ml)で水分補給します。相模湖インターを越えた辺りで、グッと渋滞が解消されました。ひたすら下道を直進します。


【14:30】、鉄道が撮れそうな良い景色があったので一休み。多分、初狩の辺りだったと思います。10分程待っていると、中央本線にあずさがやってきました。やはり日差しが強く、ハレーションを起こしかけていますね。この辺りで500mlのお茶が尽きましたので、近所の自販機で500mlのアクエリアスレモン味を購入します。

【16:40】ひたすら突っ走り、甲府、韮崎を抜けて小淵沢の辺りにある「赤石」というレストラン付近に到着(でもレストランは準備中でした)。特に混んではいなく道も良かったのですが、猛烈な睡魔に襲われて途中で停まっては進みを繰り返す内に2時間もかかってしまいました。夕方も近いというのにとにかく暑いです。アクエリアスが切れたので、190mlの缶コーヒーで眼を覚まします。

【18:00】ユースホステル到着。流石にヘロヘロです。自販機でまたりんごジュース(350ml)を買って飲みます。なんか喉が渇くと果物ジュースが飲みたくなりませんか? 普段はほとんど水分を摂らない私ですが、このツーリングでは、片道で1890mlの水分を必要としました。

ここのユースには線路と木で作ったという集会所があります。ここで好きに集まって、飲んだり語ったりするわけです。私もビールを買って夜の0時まで飲んでやはりバイクで旅に来たという人と語り合いました。

こちらがドミトリーの部屋。相部屋だった人もこれまたツーリングで来た人で、明日は美ヶ原のビーナスラインが良いらしいので行くと聞きました。私、美ヶ原という場所を聞いたのは初めてだったので、このときは「はぁ」という感じだったのですが、先程の小屋で飲んだ人もビーナスラインへ行くと言っていたので、そんなに良いなら行ってみようということで、翌日の目的地が決まったのでした。もちろん、各自別々に行きましたよ。

夕食は、近所の人気店というステーキハウスカナディアンロッキーへ。

「ガーリック味噌」なるカルビ風味のタレ(?)がかかったステーキ。旨い!

■7/17

翌日は8:30出発。一路ビーナスラインを目指します。その前に諏訪大社へ立ち寄り、事故なくいけるよう交通安全お守りを買っておきました。

この諏訪大社は前宮、本宮、春宮、秋宮の4つに分かれているらしく、ここは秋宮です。他の3社はまた別の機会に行ってみたいと思います。

例によって改装中。いつも寺社見物に行くと工事して見れないのはなぜなんだろう。

境内に生える「根入りの杉」。樹齢600〜700年で、丑三つ時になると枝先を下げて寝入りいびきが聞こえるそうです。子供にこの木の小枝を煎じて飲ませると夜鳴きが止まると伝えられています。

国歌に出る「さざれ石」です。平安時代前期に発見されたのが、さざれ石。 石灰が雨水に溶解されて粘着力の強い乳状液になり、長い年月をかけて小粒な石を凝結して大きな巌となり、歌詞にあるように苔むしてくる石です。

神社を後にして、中山道を突っ走ります。北方に三峰山を望み、眺めは抜群です。道は広いですが、カーブも多く、山道らしい感じ。それにしても、ここを走っていくライダーの早いこと。そのほとんど400ccクラス以上で、急カーブも平気で60〜70km/hぐらいでかっ飛ばしていきます。私は初めて走る場所なので、カーブは様子を見ながら40〜50km/hでおっかなびっくり曲がって行きます。うーむ、早く慣れて峠を攻められるようになりたいものです。

中山道の途中分岐点。旧道の和田峠を越えるか、道の良い新和田トンネル(有料)を抜けるか選びます。私はせっかくなので和田峠を選択。これが苦労の始まりでした。

この旧道は、一見緑の中を走る気持ちの良いコースです。しかし……

アップにすると分かるように、道が狭い上に、舗装がガタガタになっています。ガードレールもあちこち擦り傷だらけになっています。おまけに急勾配で10‰もざらで、荷物を積んだ愛車は坂を上がるのに息継ぎをする状態。
 この写真を撮っていたところ、対抗車線から現れた車が私の隣に停まり、助手席の人が何事か私に話しかけてきました。ところがヘルメットを被っていたためにいまいち聞き取れず、何を言っていたのか分からず仕舞い。不気味な思いで発進したところ、そのすぐ先で轢かれたと思しき動物の死骸が転がっており、腐敗して虫が物凄い勢いでたかっていました。もしかして、これのことを知らせてくれたのかな。

ようやく和田峠を越えました。この辺りで、シートの荷物が緩んでいることを、後ろから来たライダーの方に教えてもらいました。感謝!

ひたすら中山道を突っ走ります。どこを見ても山ばっかりです。

ガソリンを給油して戻り、和田宿というところへ入っていきます。この道は県道178号線。この付近から美ヶ原高原郷と呼ばれるエリアになるようです。この178号線も道は狭く、険しいコースです。途中では行き違いが出来なくなった車が苦労していたり、やはり急勾配に苦労させられます。ここでは13‰なんて坂もありました。

県道178号線を抜けると、ビーナスラインと合流します。ここから日本屈指のスカイラインの始点を目指します。


途中で停車出来るところがなかったので、一気に頂上の駐車場からの眺め。到着は12:00ジャスト。登りやすく、眺めも抜群。上に上がれば上がるほど涼しくなるのが分かります。ちょっと写真では伝えきれない美しい眺めですよ。

こちらは諏訪湖方面を眺めたところ。奥に南アルプスがそびえているのが分かるでしょうか?

駐車場は一杯になっています。駐車場の先が崖になっていて、その先はずっと何もないのが分かります。つまり、それほど高いところなのです。

高原で食べた、信州名物のお焼き。幾つか種類がありましたが、そばお焼き(かぼちゃ)と、米粉おやき(りんごフロマージュ)を食べました。

そばお焼きは固め、米粉お焼きはもっちりした食感です。2個で結構腹が膨れます。

美ヶ原高原水。軟水で飲用可。ペットボトルに詰めて出発します。

ここから先は乗り物では行けません。遊歩道で頂上を目指すのです。と言っても、フルコースだと往復で4時間以上かかるので、今回は往復1時間程度の触りだけ。

途中あちこちにある「賽の河原」の石積みのようなもの。何なんだこりゃ?

電波塔が見えます。格好良いので撮っておきました。近そうに見えますが、ここに行くとさらに1時間かかるので、今回はパス。

今まで上ってきた道が見えます。絶好のツーリング日和ですね。

散策も終わり、一気にビーナスラインを下っていきます。完走すると、白樺湖へ到達するのですが、ツーリングマップルには「休日は大渋滞」の記述が。中間に霧ヶ峰という山があり、ここで白樺湖方面への道(ビーナスラインの続き)と諏訪市内へ戻る道に分かれます。ここまで下ってきただけでもかなり楽しめたので、残りは交通状況によって決めることにしました。

霧ヶ峰へ向かう途中にある、三峰展望台からの眺め。ここでは名物きのこ汁が売っていたのですが、高原の展望台で水分をかなり摂っているため、泣く泣く遠慮することにしました。

14:30、霧ケ峰に到着。道の駅があり、自然保護センターで付近の観光案内もしているので、休んでいくことにしました。

霧ケ峰に分布しているニッコウキスゲ。朝咲いて夕方にしぼんでしまうという一日草です。北海道でも「エゾゼンテイカ」という仲間を見ることが出来ます。

空を見上げると、なんとグライダーが!

この辺りにグライダーの体験所があるようで、ウインチで引っ張って空まで持ち上げています。

着陸したら軽トラで引っ張ってどこかへ運んでいます。後で知ったのですが、霧ヶ峰はわが国のグライダー発祥の地だそうです。体験搭乗とか出来るのかなあ。出来るなら乗りたいです。

奥には鐘とリフトが。鐘はカップルの溜まり場と化していたので近寄り難いものが。

近くに設置してあった日時計。セイコーが作っているんですか。

ある意味、本来のハイライトです。白樺湖方面はご覧の大渋滞。流石に行く気が起こらず、諏訪方面へ戻ることにしました。

もう一枚白樺湖方面を。分かりにくいですが、白い点々はすべて車です。奥の丘まで延々と続いています。道が狭く追い越しが難しい(バス級の大型対向車にぶつかる)ので、バイクでもちょっとこれを乗り切るのは厳しいでしょう。


途中、軽い渋滞もあり、諏訪に戻ってきたら18:00になっていました。写真は大型スワンボートと諏訪湖の図。太陽が丁度雲の合間にあって結構良い感じに撮れているでしょう?

2日目はシングル部屋で宿泊。例によって先程の小屋で1時まで飲んでましたので、ここでは寝ただけ。

■7/18

翌朝。駐車場の近くで何か湯気が出ています。

7時半、諏訪を去り東京へ戻ります。2泊3日、バイク漬けでビッチリ楽しみました。往路は9時半〜18時の8時間半かかりましたが、復路は渋滞がなく、道が分かっていることもあり、12時半には自宅に到着。頑張れば東京から5時間コースなんですね。また行こうと思います。


※近々、別ページにてまとめる予定



戻る

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル