日曜日は天気予報で「晴れ」と出ていたので、久々にVTRで出かけることにしました。目的地は銚子です。銚子といえばイワシやサンマやアジなどの光物で有数の漁港。漁港の周りには新鮮な魚を出すレストランや飲み屋が結構あるようです。そして私の狙いは旬の秋刀魚! 焼いても刺身にしても美味いこの魚、実は子どもの頃は苦手な部類だったのですが、酒を飲むようになってから味が分かるようになってきた気がします。
そんなわけで、前日にルート検索をして準備に備えたのですが、日曜の朝は今にも「泣き出しそうな空」で、一面曇っています。本当に大丈夫か!?と携帯電話の天気予報で関東地方を見てみると「雲は出ますがお出かけには問題ない」と書かれていました。念のため雨具を積んで、9時出発。
外環→県道29号を通って流山→柏で国道6号→牛久沼 能代バイパス→県道243(ぬく森通り)→県道5号→国道125号→国道51号→国道356号→銚子
というのがルート検索サイトの指示だったので従っていったのですが、地図を見ると稲積の方へ抜けないで行った方が早い気が……。
途中、12:15頃、休憩のために立ち寄った道の駅「佐原」にて。どなたかのVFRとのショット。
一休みしているとポツリポツリと雨が……。予感的中か!と思いきやすぐ止んだので気を取り直して出発。
香取のあたりで川沿いに謎の鳥居が。重要なのは鳥居ではなくてその前の方にある灯篭で「津宮河岸の常夜燈」なる文化財だそうです。
漁港への途中にある「仲ノ町」という銚子電鉄の駅に立ち寄り、デキ3という保存機関車を見学。小振りで可愛らしい電気機関車です。見学には入場料150円がかかります。しかしこの駅……ホームはしっかりしていて、待合所や売店もあるんですけど、まるでプレハブ小屋で駅名が書かれていなければそれと分からないですね。味があって良いともいえますが。
13:40、銚子漁港到着。下道で行きましたが、ここまで4時間40分です。休憩したり、駅で写真を撮ったりしているので、大体4時間程でしょうか。早速、飯屋を探します。少し迷ったのですが、手許の『ツーリングマップル』によると、ライダー限定で一品サービスがあるという「海ぼうず」へ入りました。
ちょっとぶれてしまいましたが「サンマづくし定食」! 刺身、酢漬け、焼き魚、(写真に入りきらなかったのですが)から揚げ という豪華な陣容で1,700円也。しかもこれにサービスでしめ鯖の刺身がつくという充実振り。ちょっと値は張りますが、それだけの価値はありました。焼き魚は脂がのっていて美味いし、から揚げも中はふっくら衣はさっくりと揚げ加減が絶妙です。大満足で店を出ました。
犬吠崎まで行こうと思わなくもなかったのですが、満腹になって眠くなってきたので、今日はこれで帰ることに。帰りは国道356号を突っ切るコースを選択しました。
銚子→国道356号で印西・我孫子を抜けて→国道6号→県道29号→外環
ところが、佐原に着くか着かないかのところでついに大雨が! 已む無く雨具を装着して出発したは良いのですが、この356号は街燈がさっぱり立っていないせいか、どの車もハイビームで、それがバイザーについた水滴に反射して目がチカチカ……。ストレスのかかる運転を強いられました。とはいえ信号も少なく、16:30に佐原を出て20:00に自宅へ着いたので、全体的に雨でスピードダウンしていた割にはペースは良い方でしょうか?
目的も達成でき、それなりに充実した週末となりました。走行距離:約300km